2026中学入試準備(09)CCSからOOEへ 時代の精神
★昨日、平方邦行先生(東京私学教育研究所所長/一般財団法人日本私学教育研究所所長)と時代の精神を改めて読み直す対話をしていて、昨日紹介した図をさらに変えなければと気づきました。ですから次のようにしました。
★2015年ころにケインズの「孫たちの経済的可能性」という論文が話題になっていました。世界恐慌の最中の1930年に100年後の2030年を予想した論文です。その2015年の識者はAI社会の到来がケインズの夢を実現するかどうか議論していたのです。ケインズは、すでに今でいう地政学的リスクや気候変動リスク、ハラスメントリスクのない平和な世界をつくれば、1日3時間労働で豊かな生活が送れるようになるし、孫のためにそうしなくてはと考えていたようです。
★その予想が当たるかどうかというより、21世紀型教育を提唱し推進している私たちは、この考えに共感してきたわけです。
★2024年春にIMFが同じようなことを言ったり、ケンブリッジのキングズカレッジ(ケインズの母校)でもそんな議論をしていたので、やはり今もケインズのコンセプトは不易なのだと。
★ハラスメントリスクを回避するということは、階層構造による経済的・心理的・人間関係的等々によって引き起こされる格差の抑圧をなくすことで、それによって創造性を開放することにつながります。IMFは人的資本という言葉を使いますが、私立学校は、それも当然含みながらケインズも言っているように、経済や学歴はAI社会では欲求の対象ではなくなるので、もっと本来的な人間とは何かに行き着くだろうと。
★そんなわけで、CCS(Class Confict Structure)はOOE(Only One Earth)を目指すCreative Classに地球市民全員がなるという人づくりをするのが私立学校だとしてはどうかなと対話していたのです。
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