2025中学入試動向(26)私立中学が教育の価値を共に創る東京私学教育研究所
★中学受験生のみなさんは、中学受験市場の中で日々努力をしています。そこは偏差値という競争の場で、あたかも学校が偏差値によってランクづけされ、学校同志偏差値競争をしているかのように見えているかもしれません。しかし、それは違います。競争しているのは、民間の塾同士です。それは資本主義社会ですからそのような競争市場があってもちろん構いません。しかし、東京の私立中学高等学校協会は、一丸となって教育の質を高め、価値を豊かにしています。その根拠があってこそ、助成金を獲得したり、所得制限撤廃による学費軽減が確立しています。
★中学で10万円、高校で48万4千円の授業料支援が東京都からなされているのは、協会が都と対話をし、子供たちの未来に希望を生み出す価値ある教育を行っていることを丁寧に説明し、要望し続けているからです。
★もし、学校同志が偏差値競争をして、協力しなければ、そのようなことは起きないどころか、中学受験市場そのものが縮小していくのです。今、学校選択で迷っている方がいたら、学校選びの基準を東京私立中学高等学校協会で共に励まし合っている学校の姿を振り返ってみてください。今まで気が付かなかった大切なものがそこにはあるはずです。
★この私学の教育の価値を高め合うために、毎月のように多様な研修が、東京私学教育研究所で企画されています。企画するのは、各学校から集まった先生方で構成する委員会です。
★たとえば、若き教員と委員の先生方が一堂に会して、OSTという対話型のイベントを行い、互いに情報交換し、励まし合い、新しい価値ある教育を創出する研修を行ったりします。
★メディアが流す、教育のネガティブファンタジーを払しょくするために、学校を超えて先生方が集結して絶望を希望に変えるミッション×パッション×クエスチョン×イノベーション×コミュニケーションのある意味ワークショップを行います。
★そのほかどのような教育研研修が行われているのか、ぜひ東京私学教育研究所のサイトをご覧ください。選択肢の幅や視野が広くなると思います。
| 固定リンク
« 2025中学入試動向(25)新たな私立中学の動き まだ気づかれていないというか興味を持たれていない動き 教育産業にも新たなチャンス | トップページ | 2025中学入試動向(27)国士舘が人気の意味は何か? »
「中学入試」カテゴリの記事
- 2026中学入試準備(12)3Fマインドと3Tスキルを大切にする教師がいる学校を探そう(2025.02.17)
- 2026中学入試準備(06)知られざる工学院と聖学院の思考力セミナーものすごいバックボーン(2025.02.11)
- 2026中学入試準備(05)すべてが才能創出型入試の中で海外進学準備もしている学校は(2025.02.11)
- 2026中学入試準備(04)すべてが才能創出型入試へ(2025.02.11)
- 2026中学入試準備(03)聖光学院工藤校長出版!「男子校中高6年間でやっておきたいこと」(2025.02.10)
最近のコメント