2025中学入試動向(14)工学院のハイクオリティで学習者中心主義の教育の成果が今年もはやくもでている
★昨日、工学院大学附属中高の中学教頭田中歩先生、高校教頭奥津先生、進路指導部長鐘ヶ江先生にお会いした。グローバル教育×STEAM×探究(PBL)が循環し、教師あり学習と教師なし学習を統合した学習者中心主義の愛あるそして叡智に満ちたハイクオリティの教育をさらにアップデートさせている学校。しかし、ハイクオリティは目に見えないし、破格のグローバル教育と普通のグローバル教育の差異に気づく眼差しが受験市場でまだ成熟していないので、中学入試は、爆増というわけにはまだいたっていない。しかし、それに気づいた生徒はハッピーである。実際年内入試や海外大学入試で、この段階ですでに成果がでていると聞いた。
★高校の方は、所得制限がなくなった授業料支援があるので、ますます出願者は増える予想のようだ。AI時代に突入して、理数系の進路が伝統的にしっかりしているし、医療関係の仕事が今後重要になってくることもあって、医学部に進む生徒もでてきた。また国公立大学も合格するようになった。さらに海外大学も安定的に10人以上出るようなった。
★具体的な大学名や人数は、まもなく公開されるというから、それを待つことにして、教育の成果の一つの指標としての大学の実績はでるようになった。
★鐘ヶ江先生と奥津先生は、どういう学習歴を持つ生徒がどういう大学に入るかは既に方程式ができあがっているが、年内入試のパラメータは調整しなくてはならないのが、今後だという。さらに伸びるということだろう。
★田中歩先生も、年内入試の英語の力は、もはや英検2級程度ではなかなか難しくなっているし、理系どいえども英語はポイント。工学院にとっては準1級以上にむけて学ぶ生徒が多いのでアドバンテージが高いと。
★新宿からダイレクトに同校にアクセスするバスがでているぐらいだから、工学院を知らない受験生は、ぜひリサーチしてみてはどうだろう。
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