2025中学入試動向(16)富士見丘 今年も人気 帰国生入試昨年対比120.0% 大学年内入試の合格も勢い
★富士見丘の1月15日現在の帰国生入試の出願数は36人で、昨年対比は120.0%(首都圏模試センター調べ)。帰国生の憧れの女子校がゆえにますます人気だ。同校を選択する帰国生の価値志向は、従来型の日本の受験勉強志向ではなく、将来多くの分野かつグローバルな世界で活躍する見通しを立てたキャリアデザイン価値志向である。海外のエスタブリッシュスクールレベルの教育や学びの環境がデザインされているところに魅力を感じている。
★そして、吉田晋校長は日本私立中学高等学校協会の会長で、中教審など様々な教育行政のワーキンググループで、自らの学校をモデルに日本の善き教育作りに影響を与えている。また、何と言っても、全私学にとって経常費の助成金は大事であるが、国と都に対して交渉や要望をする活躍ぶりは右に出るものがいない。つまり、私学の経営と教育の独自性を維持する守護神である。
★副校長の吉田成利先生も、海外の超名門大学や大学院で学び、Ph.Dも取得し、大学の教授として活躍しながら、富士見丘の破格のグローバル教育のデザインを先生方と行っている。名リーダーである。もちろん、お二人は英語は堪能であるから、現場の教師も生徒も学内公用語は日本語と英語という状態になっている。
★一般受験生の出願総数もすでに倍率10倍を超えているし、英語入試や英語資格利用入試も倍率3倍を超えている。
★そして受験生も気ならないわけではない大学合格実績も、総合型選抜・学校推薦型入試の中間発表がなされているが、慶應や早稲田、上智、国際基督教大学などをはじめ生徒にとって憧れの大学に多数合格している。一般選抜ではないので、合格人数というより進学人数と考えた方がよい。
★今年は、総合型選抜では、英検2級をとっていてもなかなか難しくなったと言われている。しかし、富士見丘はCEFRでB2(準1級以上相当)を目指す生徒がほとんどだからアドバンテージは高い。最終的な結果が楽しみだ。
★富士見丘の教育の大きな役割は、あのバックミンスター・フラーがしばしば語ったトリムタブの役割だ。小さな舵トリムタブで、大きな船の行方を動かしていく重要な役割を果たすことになるだろう。
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