2025中学入試動向(25)新たな私立中学の動き まだ気づかれていないというか興味を持たれていない動き 教育産業にも新たなチャンス
★今年の中学入試は、脱偏差値だとか、併願校の考え方が自分の子どもの成長に適合する学校を積極的に探す傾向になってきたとか、話題になっている。その背景には、まだ気づかれていないというか関心がもたれていない動きがある。もちろんムーンショット目標や東京2050年代構想とかAI教科が都立高校に選択教科として設置されるとかいろいろ言われているのだが、それがまだ点で線や面としてつながって教育界に広がっていない。
[Spaceship Earth Intelligences]
★すでに古い表現になってしまったけれど、今一度宇宙船地球号に関するタレント・テクノロジー・トレランスという3Tイノベーションが重要になってきた。イメージ図がこれでよいのかどうかわからないけれど、電車の中で降りてきたので、描いてみた。
★これに気づいているのは、幾つかの私立中学と首都圏模試センターの山下さんと北さんなど。21世紀型教育を創り出したメンバーだし、新タイプ入試を広めたメンバーだし、大学入試に適性検査型と思考力型の入試を2027年に向けて影響を与えたメンバーだ。
★意外と気づかれていない。やがて、また大きなウネリとなるが、学校だけではなく、教育産業全体のシーンも変わる。そのイメージがついている人とそうでない人のギャップを今後埋めていく必要があるが、埋める必要があるのかという問題もでてくる。気づかない人は気づいている人の言動を非難するのが世の常で、にもかかわらず、そのギャップをどちらが埋めるというのだろう。双方が協力すればよいが、そうでない場合、どうするのか。それはともかく、2030年、今年の中学受験生が高校を卒業する直前に、日本が変わらざるを得ない状況になっている。さて、どうするのか。
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