2025年中学入試動向(30)三輪田の魅力 不易の読書と論文とボランティア
★建学の精神に基づいて、先見性・先進性・多様性のある独自の不易流行の教育を実践しているのが、私立学校の特色です。三輪田学園もその例外ではありませんが、不易の精神を育てるプグラムが、読書と論文とボランティアです。グローバル教育やICT教育は、AI時代にあって当然取り入れています。しかし、どんな時代にあっても、生徒自身が文献リサーチができ、フィールドワークができ、論文をアウトプットしながら貢献活動をできる心のコアができているということが決定的に重要なのは、AIコンサルタントやリスキリングコンサルタントも重視している昨今です。
★今年の11月3日、首都圏模試センターが実施した合判模試で三輪田学園を志望登録した数は、2科目で853人です。同日の3年間推移は、隔年現象として多様減っていますが、人気は変わらないでしょう。そもそも853人という数は、その数の多さはおそらく女子校でベスト3に入るのではなでしょうか。
★Z世代にとって、日本のアニメ文化などは無視できませんが、これを単なる娯楽としてみなすのではなく、サブカルチャーの1つとして日本文化を考察する姿勢が、実は30年前からあったのです。このことを塩見校長は学びの次元にもっていけるトークをする方です。
★当然サブカルチャーとして、コンピューターサイエンスも捉え直すことができます。
★このような柔軟で目からウロコという学びの視座は、多様な経験を通して養われますが、やはり読書と論文編集とボランティア活動が基礎であることは、いつの世の中も変わりありません。
★そして、このような学びは、どの学校でも持続可能になっているわけではないのです。
★ところが三輪田はそこがしっかりした教育システムとして確立されています。しかも国語と社会の横断的な学びができていますから、今どこの学校でも試行錯誤している探究の土台も出きあがっているのです。
★このことは、実はビル・ゲイツやイーロン・マスクに代表されるように、イノベーティブな企業人が大切にしていることです。三輪田に通わせたいと思っている保護者もそれは同じ想いでしょう。
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