八雲学園をカリフォルニアから考える(1)
★来年1月20日に第2次トランプ政権が誕生する前に、カリフォルニア州の雰囲気を視察したいと思い、昨日到着しました。久々です。20年前だったでしょうか、LAXで、八雲学園の近藤理事長校長とばったりお会いしたのは。相変わらずLAXでの入国審査のときのあふれるほどの人数に、やはり活気あるなあと感じ入りました。
(カリフォルニアの海から夕刻日本を眺めた。。。)
★ハイウェイも相変わらず混んでいるし、スピードが日本とは違うのは前から変わりませんが、テスラのEVがたくさん走っていました。いきなり、テスラvsカリフォルニア州のせめぎ合いの話を想起しました。
★もちろん、街々は平和です。環境への配慮や大谷選手が好んでいるというハンバーグ店に立ち寄った時も、平和な対話があふれる店内でした。
★しかし、この日常は、東京にはちょっとないですよね。日本とほぼ同じ面積のカリフォルニア州の人口は4000万弱です。それでいて、経済規模は、GDPで、やがて日本やドイツを上回る勢いです。
★海岸から見る海の中には、何やら油田を掘っている施設が並んでいて、電力と自然環境を巡るカリフォルニア州のトランプ政権と対峙する準備が静かに進んでいるなあという雰囲気を感じないわけにはいきませんでした。
★いずれにしても、東京シティは国に、そして世界に大きな影響を与えます。カリフォルニア州もまた、合衆国に、そして世界にさらにもっと大きな影響を与えます。
★東京では、東京大学が先頭に立って、スタートアップを拡大しようとしています。カリフォルニア州では、それは当たり前だし、すでにGAFAMのような成功例もあります。そこにテスラが対抗して、カリフォルニアを離脱してテキサスにシフトし、いよいよトランプ政権でイーロン・マスクは何をするのか。
★美しいカリフォルニアの海、その向こうに日本があります。特に東京は、カリフォルニア州とどう共創共在していくのか。
★東京の私立学校の協会の会長でもある八雲の近藤理事長校長が、考えていることは計り知れないなあと思いつつ、カリフォルニアの教育視察というより、経済や生活の視察を今回は重視しようと思います。
★いずれにしても、八雲学園がこのようなカリフォルニア州を拠点にして(レジデンスという高級リゾートハウスまでつくって)研修を一年中行っています。一般の学校の研修旅行とは全く違うというのを実感しています。八雲の生徒は、たんに英語の勉強しにきているのではないという実感を抱いているカリフォルニア1日目です。
★なぜカリフォルニア州なのか。カリフォルニア州から、破格のグローバル教育とは何か、そのスーパーロールモデル八雲学園の重要な価値について思いを巡らしながらハイウェイを走ります。
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