八雲学園をカリフォルニアから考える(了)英語祭の意味 グローバルSTEAM探究教育
★本日、八雲学園は英語祭を行っています。この行事は、文化祭と同じように八雲学園の総合的な教育の集大成ともいえます。もちろん、英語の八雲の象徴であり、広く中学入試市場に知れ渡っています。中1と中2の英語劇がメインですが、そこには音楽があり、ミュージカルがあり、9カ月プログラムの報告があり、ラウンドスクエアの国際会議参加の報告もあります。クリスマスシーズンを味わえるイルミネーションもあります。
(八雲レジデンスからの夜景、八雲生が訪れるサンタバーバラの街のイルミネーション、そして八雲学園のクリスマスイルミネーション)
★もともとケイトスクールとの姉妹校になったところから、革新的英語教育が展開したところから始まっています。その集大成のパフォーマンスとして、文化祭や英語祭を通して英語劇を行ってきました。米国のエスタブリッシュスクールでは、ドラマエデュケーションは重要な教育です。
★ケイトスクールも例外ではなく、劇場施設もあるぐらいです。米国の名門大学によっては、書類の中に自分の通った学校の施設を説明する箇所があるところが多いのです。そのためというわけではないでしょうが、米国のスタブリッシュスクールは、テニスコートやサッカー場、馬術場などを記載したり、劇場があることを記載するところがあったりします。
★リベラルアーツをきちんと学んできたことが明快に伝わるわけです。ケイトスクールはスポーツクラブに入るのは必須です。体育はリベラルアーツの重要なポイントです。劇場もリベラルアーツのレトリックという大事な項目を象徴しています。
★日本の学習指導要領では、こういう体育や演劇に対する明確な意味を表現できていないので、八雲学園がこのようなリベラルアーツを十分すぎるぐらい取り入れていることに大学で教育を研究する学識者は気づけないのかもしれません。もったいないですね。ここにあなたがたが求める教育のエッセンスがあるのに。
★そして、イエール大学との毎年の国際音楽交流で、ミュージカル部であるグリーが結成されました。最初はサークルから始まりましたが、すぐに大人気になり部活に昇格して今も人気の部活です。
★さらに、もはや説明するまでもないですが、UCサンタバーバラと八雲レジデンスとサンタバーバラの都市を拠点に9カ月プログラムが結実しています。
★このプログラムは、もちろん英語教育の象徴ですが、サンタバーバラが同時にITのスタートアップで成功している方々居住しています。ちょっと北に行けばシリコンバレーですからね。実際UC系大学の中でも理系の研究で有名なのがサンタバーバラです。
★共学になって、当然サイエンスやテクノロジー、エンジニアリングに興味をもつ生徒がどんどん増えていくことでしょう。
★この英語祭における英語劇は、演劇の探究であると同時に、音楽の探究でもあります。文学的言語能力の探究でもあり、舞台芸術の探究でもありましょう。グローバルでSTEAM教育、特にA(アーツとリベラルアーツの両方)の教育、探究教育を通して生徒が身につけた全人的な総合力のパフォーマンス祭です。
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