2025年中学入試動向(19)八雲学園の数学の授業もアートの力も破格
★八雲学園といえば、破格のグローバル教育で有名なのは言うまでもないでしょう。ところが、数学の教師でもある友人からメールがあって驚いたのは、数学の授業が素晴らしい!ということです。授業を見学する機会があったというので、いろいろな教科を見てきたらしいのです。英語はもちろん、ほかの教科も素晴らしい授業だったということですが、自分が数学の教師でもあるからひいき目かもしれないが、幾人もの数学の先生方がPBLを行っていたり、生徒と対話しながら、チャートなどにはない新しい解法の筋道を帰納推理的に生徒が見つけていく問いかけに感動したというのです。
(会長賞作品:同校サイトから)
★もし私がその先生の授業を見学したら、推理の方法に感動したでしょうが、それがチャートなどの発展的な参考書などに掲載されていない新しい方法だということまではわからなかったでしょう。教科固有の専門性の重要性に改めて気づきました。
★さらに、今回「第52回東京私立中学高等学校生徒写真・美術展」においてYさん(高3)が3回目の会長賞(グランプリ)を受賞したということです。また、朝日新聞社賞(2位)、奨励賞(3位)、特選(4位)の受賞者もそれぞれいたということです。そして、3人が入賞を果たしたということです。写真部門でも入賞者がいるということです。アートの力も圧巻です。
★数学とアート部門で評判が聞こえてくる八雲学園。グローバルでSTEAM教育も万全ということでしょう。
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