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2024年11月19日 (火)

2025年中学入試動向(9)大妻中野のグローバル教育の意味

★今年も大妻中野の11月22日の帰国生入試の出願状況は人気のようです。同校のグローバルリーダーズコースの英語教育やグローバル教育、海外大学の実績などについては私がもはや説明するまでもないでしょう。

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(高1のグローバルリーダーズコースの生徒が留学先から同校にメールを送ってきた際に掲載)

★同校は、インターナショナルコースではなくグローバルリーダーズコースと名前を付けています。これは何が違うのでしょうか。それは気概や魂が違うのです。

★インターナショナルは、インターナショナルスクールに接近しようという意図が無意識のうちにあるかもしれませんが、グローバルはそことは違うという意志を表明していることが重要です。

★世界はグローバルに向かっていますが、その実国家間の争いや交易の問題や分断の問題など、とても一つのかけがえのない地球という感じではありません。そこをサバイブするために交渉するためのエリート養成はインターナショナルな教育です。

★一方グローバル教育は、そのような断絶や問題が起きているインターナショナルな世界の根源的な問題を探して、なんとかしょうという気概があります。

★どちらも問題を解決しようというところでは同じように見えますが、インターナショナルな教育は現状の中でどう立ちふるまうかです。一方グローバル教育は現状の根源的な問題からなんとかしようという高い志があるわけです。

★それこそが大妻中野の「恥を知れ」という建学の精神の気概です。

★そうそう、学校によっては、グローバル教育を行っているのですが、広報上インターナショナルコースという言葉を使い、グローバルとインター^ナショナルの両方を併用しているところもあります。そのような学校は基本的にはグローバルの魂が根っこにあります。

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