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2024年11月 6日 (水)

工学院・文大杉並・和洋九段女子 シンプルに深く教科と探究をフュージョン

21世紀型教育機構に今年開設された22世紀型教育研究センターの先生方が、「問いの問い生成ワークショップ」を開催しました。その内容はぜひ同サイトをご覧いただきたいのですが、結論から言うと、一つの問いについて4つのセッションで行ったとき、数学教師、英語教師、理科教師、国語教師がファシリテートすることによって、数理モデル、心理学的哲学対話、仮説推理、マインドフルネスリフレクションが行われたのです。

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★実はこれは、教科のコンテンツではなく、教科の固有の論理が活用されたのです。論理的思考として共通はしているのですが、論理展開や構成は、各教科違います。エーッ!論理展開は普遍なんではないかといわれるかもしれません。

★実は、違うのです。各教科の先生方がまず一つの文章をどう読むのか対話をしてみると、それはよくわかります。

★これらの異なる論理的思考は、生徒が使い分けたり、統合したりしくのです。これによって、豊かな探究活動ができます。1教科の先生が探究をやるとそこに導くのはなかなか難しいのですね。

★智慧とはこのような使い分けやフュージョンを自由自在にやってのけることだと確信しました。3つの学校の生徒が大学合格実績は言うまでもなく、もっと大きな領域で実績を上げていキャリアデザインの見通しがついているのはこういうわけだったのですね。

★いろいろな連携はもちろんおもしろいのですが、教科の先生方が連携することのおもしろさにまさるものはなさそうですね。

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