2025年中学入試動向(24)アントレプレナーシップ推進の学校 社会の世界、自分の宇宙を変える
★首都圏模試センター発行の「shuTOMO11月号」の特集は、「アトレプレナーシップを育む私学の教育」です。ノイタキュード代表の北岡優希さんの14ページにもわたる傑作です。文科省が、GAFAMやユニコーン企業の動きに対応すべく東京大学をはじめとする大学でスタートアップを奨励していますが、その流れが高校にも来ています。その象徴的というか先駆け的リーダーシップ、まさにアントレプレナーシップ的発想で創設された情報経営イノベーション専門職大学の紹介から始まっていて、具体的な時代の動きがわかりやすく編集されています。
★そして、ドルトン東京学園、品川女子学院、新渡戸文化学園の起業家体験が丁寧に紹介されています。いずれも新しい学びや教育に挑戦して人気を獲得している学校ですね。
★ページ数の関係で、他の学校を紹介できなかったと思いますので、少し紹介しておくと、実際に起業してしまう、まるで情報イノベーション専門大学で行っているようなことを中高で実践しているのは、聖学院です。東大総長もスタートアップの拠点として評価している渋谷QWSで、起業家や大学の専門家、自治体のメンターとコラボしながら社会課題を解決し世界を変え、自分の宇宙をイノベートする提案を毎年2月に公開しています。聖学院の特徴は、アントレプレナーシップやリスキリングのコンサルタントや金融教育家などが最近語っているリベラルアーツや哲学、文化人類学の必要性もちゃんとベースにしているということですね。さすがです。
★このQWSを活用して探究のプロジェクトを行っている学校は、実践女子学園もそうです。
★また工学院は、八王子の都市の関係者とプロジェクトを行っていて、そのマインドやスキルを世界に出て実施するグローバルプロジェクトを高2生全員が行ってしまいます。
★もともとアントレプレナーシップは、シュンペータによると、資本主義の萌芽であった中世の都市に遠隔地商人のように傭兵を雇いながら世界をまたにかけて商品を持ち込む大冒険の進取の気性に富んだ人々によって行われたようです。
★だから、文部科学省はグローバルアントレプレナーシップの養成を大学のみならず高校にも奨励しているのです。
★文化学園大学杉並も授業以外にSTEAMプロジェクトという100人以上参加する新コミュティを生成しています。この動き自体先生方のアントレプレナーシップのなせる業ですが、生徒自身がどんどん外部とコネクテッドをつくり起業家精神を発揮しています。
★そしてこの元祖コネクテッドの動きを実際に農村の復興や企業連携で起業のアイデアもだしているのが和洋九段女子です。
★おそらく「アントレプレナーシップ」は総合型選抜にも直結するし、米国のHTHのようにダイレクトにライフシフトのキャリアデザインのマインドとスキルに結びつくプロジェクトとして多くの学校で増えていくでしょう。デザイン思考とかシステム思考とか探究に取り入れている学校は、2027年にはその方向性にならざるを得なくなります。
★それゆえ、今からグローバルアントレプレナーシップを行っている学校を探しておくことは将来性があるということなのです。本当に英語と生成AIとパソコンを持って世界を冒険せざるを得ない時代が多くの人に開かれざるを得ない時代が2050年ですから。つまり、今の12歳が、38歳になったときですね。そのとき世界とどうかかわっているのか。リスクマネジメントとしての学校選択も大事です。
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