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2024年10月18日 (金)

学校がどのような環境を創るのか 全日制と通信制の最適な関係性

★近代の学校は、国家形成のための人間を創るためなのか、生活世界を生み出す人間を輩出するのか、その両方なのかなどによって、その学校にいる生徒が置かれる心的状況は違います。

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★国家形成と生活世界形成のバランスが、小さな支配型のキャラと豊かな寛容型キャラの人間がたくさんいるとコミュニティリーダーシップが生まれるでしょう。強い支配型キャラと狭量型キャラが交わると、独断的な人間が登場します。あるいはそこで競争が起こりますから、隷属的な人間も生まれれてしまいます。

★狭量型キャラと受容型キャラだけのキャラだと孤立的な人間が生まれます。受容型や狭量型を寛容型キャラにトランスフォーメーションできる環境が必要です。

★第Ⅱ現象の人間を生み出す全日の高校は、第Ⅰ現象の人間を生み出す学校にトランスフォームする志向性も必要です。完全には難しいですが。

★国家形成の形成が小さな支配型で、生活世界形成が豊かな寛容型だと、第Ⅳ現象にいる人間は穏やかですが、強い支配型と小さな寛容型だと、コミュニティーリーダーシップは発揮されないので、不安に陥ります。

★全員がコミュニティリーダーシップを発揮できる第Ⅰ現象にいられる学校であればよいのですが、そうもいきません。最適解の全日制高校は、第Ⅰ現象と第Ⅳ現象にまたがるでしょう。

★最適解の通信制高校は第Ⅳ現象の環境にあるとよいのですが、それには、全日制高校が、第Ⅰと第Ⅳにまたがっている必要があります。

★それには生成AIを含めたテクノロジーの善き使い方が重要になってきます。

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