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2024年10月12日 (土)

なんてったって工学院(1)創造的才能者×社会貢献リーダー

★八王子駅からスクールバスで10分、工学院大学附属があります。大学と隣接していて、ちょっと海外の私立学校の雰囲気があります。敷地も広いし、サイエンス関連の道具や施設は大学のも使えます。また多くの大学と高大連携もしています。

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★しかし、何よりも多くの民間セクター、非民間セクター及び外部の創造的人材との連携が広く深いのです。海外のエスタブリッシュスクールとの連携の数も爆発的です。

★10年前は、グローバル教育やPBL、STEAM教育を創り上げるためにそのような教育環境デザインをしていたのでしょうが、今はそれらは同校の当たり前の学びのベースです。他の学校は、まだまだグローバル教育も発展途上だし、PBLだどは教師によっては行う程度だし、STEAM教育もパソコン一人一台どまりでしょう。

★このことを聞いてエーっ!て思いませんか?インターナショナルコースの高3生なんかは、AIを学びながらダブルメジャーで研究する海外大学に行きたいと明快な意志を持っている生徒もいます。

★高1になれば、骨太の探究論文をゼミ形式に似た感じで全員が経験します。高2になればグローバルプロジェクトと言って、チームに分かれて全員がアントレプレナーシップやソーシャルリーダーシップを発揮するプロジェクトを企画して実施していきます。

★「全員」というのが工学院の凄いところなのです。このレベルは、一般には有志とか選抜されたメンバーとかが学ぶ環境です。しかし、そのような高いレベルを全員が当たり前のことのようにベースにして学ぶのです。

★もちろん、そのベースをはるかに超える経験も用意されていて、それはチャレンジャーが自分の意志で選択すればよいのです。

★もっとも、そのことに工学院の生徒が気づいているのかどうかはわかりません。もしも筑駒の生徒が1週間留学してきたら、めかくちゃ羨ましがるでしょう。

★エーっ!て思うかもしれませんね。20年以上も前に、筑駒をいい意味で超える私立学校はいかにしたら可能かという思いで共学校になったのが実は工学院だったのです。たまたま僕は、そのときに立ち会っていて、当時の筑駒の副校長を退任して工学院の校長に就任した城戸校長には、世界の教育やこれからの日本の教育について教えてもらいました。そのときに右腕だったのがF先生だったのです。そして、今は工学院の教師として活躍しているO先生(当時は同僚でした)もいっしょにいて、みんなで城戸校長を囲んで大いに対話しました。

★そのビジョンが今は当たり前になっています。

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