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2024年10月25日 (金)

八雲学園の副校長近藤隆平先生に会いました。生徒の成長が飛躍するグローバル教育のリーダー

★昨夜、これからの日本の教育を創り持続可能にするカギを見つけるとある会合で、八雲学園の副校長近藤隆平先生にお会いしました。この夏、米国サンタバーバラで行われていた生徒が取り組む2つのグローバルプロジェクトに同伴してようやく帰国したということでした。その間、コロンビアでラウンドスクエアの国際会議に参加した10人の生徒は、帰国直前にイエール大学にも立ち寄り、来年度のイエールとの国際音楽交流のプロジェクトの打ち合わせもしてきたそうです。近藤隆平先生ご自身は分身の術をつかえないですから、行けなかったそうですが、OGで英語科のエースのボッサム先生が生徒と行ってきたということです。

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(イエール大学の八雲生。写真は同校サイトから)

★ラウンドスクエアは、生命主義でグローバルリーダーを輩出する八雲学園の理念と共感共鳴共振する世界のエスタブリッシュ私立学校の団体です。単に世界の超難関大学に入ることを目的(それは目的とするまでもなくあたり前過ぎるわけです)としている私立学校ではなく、この気候変動や環境悪化のリスク、地政学リスク、人間関係を壊すハラスメントのリスクなどを解決し、自然と社会と精神の循環を生み出す生命主義を牽引するグローバルリーダーを輩出することが目的です。当然八雲学園もそうなのは言うまでもありません。

★そのことは、実際にコロンビアで行われてきたラウンドスクエアに参加した生徒の皆さんの感想を読んでいただければわかります。

 Round Square国際会議、研修終了&生徒の感想

★世界の社会課題という痛みをラウンドスクエアに参加した世界の同世代というか同級生と引き受け、語り合ういわば世界会議で世界的視野を広め、同時に自己成長を実感していることがわかります。

★八雲学園では、このような実感を学内で共有するイベントも多いわけですが、何よりそのラウンドスクエアの加盟校の生徒が毎月のように交換留学生としてやってきているのです。そして、八雲生もやってきた留学生の学校で交換留学生として学べます。渡航費・生活費以外はかかりません。

★自己成長物語と世界的視野を広めるグローバルリーダーへの希望が生まれるグローバル教育の真価発揮ということでしょう。

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