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2024年10月12日 (土)

なんてったって工学院(2)中野由章校長のゆるがぬ軸

★本日14時から工学院大学附属中学校は学校説明会を行いました。同時開催でバトミントンやサッカーなど部活体験や中野校長自ら実施するプログラミング体験や思考力セミナーも実施しました。最初にスピーチした中野校長は、受験生・保護者から絶大なる信頼を得ています。それは説明会が始まる前にグーグルフォームで行われたアンケートですぐに見える化されていました。さすがです。

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★なぜなのか?それは生徒や先生方に大いにチャレンジを推奨しているからですが、ただそれだけではないのです。たいていの学校の校長だってチャレンジせよとかチェンジメーカーになれとか語ります。失敗だって恐れるなとも言います。多くの受験生や保護者はそんな言葉は聞き慣れています。ところが中野校長のその言葉は、他の学校の校長とだいぶ違います。

★中野校長は、こう続けるのです。失敗しても心配なくてよいのです。責任は校長の私がとるのですからと語るのです。たしかに組織上校長が責任を持っているのは一見当然ですが、世の中の教育関係の情報をみてください。なかなか校長は責任をとらないものですよ。

★そのことを受験生、保護者の前でさらりと静かな情熱をもって語るのです。国政選挙でも何が問題かというと、この責任の問題ですよね。これをとらない政治家がいかに多いか、日ごろ私たちは辟易しているわけです。そんなときに保身など微塵も感じさせないこの信頼感を彷彿とさせるスピーチが受験生や保護者が共感しないはずがありません。

★会場には校舎案内をする生徒や先生方、あとからプレゼンする生徒の皆さんも同席しているのです。そこで語るのですから、ゆるがぬ中野校長の軸は凄まじいのです。

★そしてこうも語ります。学校というというと素晴らしい施設だとかグローバル教育だとかICT教育だとか探究だとか注目されていますが、本当にそうですか。そのような環境や道具は、うちだってあります。おそらく他校に比べて破格に充実しています。しかし、うちの自慢話は、生徒と先生方なのです。教育は人ですよと語るのです。

★会場に同席していた在校生や先生方は涙腺がゆるんだことでしょう。しかも、先生方と生徒だという順番で語らずに、生徒と先生方だという順番でさりげなく語っているのです。

★これは、詳しい学校説明を次のプログラムで語る教頭田中歩先生が、うちの教師はTeachingとCoachingを自在に使い分けるという話につながっているし、生徒中心主義の学校だということにつながっているし、海外の経験についてプレゼンする4人の生徒のチャレンジ精神と行動力につながっていたのです。

★それから中野校長は、実はこの3連休が終わったら在校生は定期テストなのですとさらりと付け加えるのも忘れませんでした。

★にもかかわらず、在校生は、校舎案内や部活の指導を買って出てきているのです。説明会終了後、バトミントン部の生徒たちが、田中歩教頭とすれ違いざまに、先生サッカーどうでした?と顧問の田中教頭に話しかけていたり、田中教頭からは、そっちはどうだったと問われたことに対し、みんなと楽しめましたよとコミュニケーションをとっていました。なるほど生徒と先生の人的資本力を垣間見た思いでした。

★「なんてったってアイドルはやめられない」というあの声が聞こえた気がしました。

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