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2024年10月31日 (木)

富士見丘高校1年生 生成AI研修始める その意義

★富士見丘のサイトに「高校1年 生成AIと3Dプリンターを活用した特別講座①」という記事が掲載されています。生成AIを使うには著作権の問題やセキュリティの問題、要するに情報倫理を学んで取り組む必要があります。そこを同時に行いながら、冨士見丘は、3Dプリンターに結びつけものづくりをしていくわけです。同校のこの動きに注目したい点は次の通りです。

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1)情報倫理:すでにLINEがスタートした時から、研修を行ったり、グローバル演習で、文化の違いのみならずリーガルな違いも学んでいるので、この倫理観はすでに根付いているのが富士見丘。

2)プログラミングの基礎:1人1台の環境で自在に動画もつくっている生徒の皆さん。3Dプリンターを稼働させる基本的プログラミングの知識に抵抗はないのが富士見丘。

3)デザイン思考:探究を始める時に、スタンフォード大学からデザイン思考のプロジェクトチームの教授陣を招き研修しているのが富士見丘。

4)アート思考:武蔵野美術大学と連携してギャラリーをつくったりしていてアート思考の研修も行っている富士見丘。

5)グローカル社会課題:グローカルな社会課題を解決することによって社会貢献につながるという活動がグローバル演習や留学で定着しているのが富士見丘。

★生成AIを使うかどうかの議論は大いに結構ですが、実際に使う時に富士見丘のような準備ができているかどうかはモニタリングしてみるとよいですね。

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