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2024年9月30日 (月)

2027年に向けて動く世界と私立中高一貫校(4)筑駒湘白型学力モデルもまた魅力的

★超先進4校のような学びのモデルも文句なく魅力的ですが、いわゆる偏差値の上位の生徒が志望する筑波大附属駒場や湘南白百合はいわゆる学歴社会を相対化できる創造的才能者が志望するし育つわけです。

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★いわゆる多様で多角的で多次元の学力・資質・能力が、超先進4校のようにグローバル教育×STEAM教育×教科教育×WMWの融合教育によって在校生全員が創造的才能者に変容していくシステムになっているわけです。多様で多次元の経験をシステム化し、そこで自分のやりたいことを見つけた生徒がそれを実現するために必要であれば受験学力もトレーニングしていくのです。

★一方いわゆる高偏差値の学校の場合は、受験学力を身につけるのに抵抗はないのです。しかし、創造的才能者たらんとするかどうかはまた別問題なのです。高度な受験学力者と高度な受験学力も持ち高次元の創造的才能者でもある在校生と二分するのが一般的です。

★ところが筑駒や湘南白百合は、高度な受験学力だけという生徒はほとんどいません。みな高次元の創造的才能者であろうとするし、受験学力もトレーニングします。したがって、ざっくり上記のような分布になっていると思います。

★3つの領域がありますが、どこからでも東大は入ります。同時に20%の領域にいる在校生が、試験直前に経験スイッチを押すか受験スイッチを押すか間違えてしまうと東大ははいらないけれど、東大にはいる実力以上であるという生徒はいるものです。

★筑駒と湘南白百合では、この創造的才能者になるシステムは大きく違います。筑駒は国立ですから、ある程度限界があります。あとは自分で挑戦してということになります。

★湘南白百合の場合は、そこを丁寧に徹底的にサポートするシステムがエンリッチメントなのです。だから、いわゆる偏差値で65以上の生徒が湘南白百合に入学すると日本の教育だけではなく世界の教育のリーダー校になるでしょう。

 

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