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2024年9月 4日 (水)

2050年社会をユートピアにするかディストピアにするか(03)本格的なSTEAM教育は始まったばかり

★2021年に、文部科学省は「STEAM教育等の教科等横断的な学習の推進」のサイトを開設した。世界では2006年以降、STEAM教育が行われ始め、オバマ大統領も国家戦略として重視していたという記憶がある。2016年ころに現行学習指導要領に向けて文科省も研究を本格化して、ポストコロナにようやく推進の旗を振り始めている。Society5.0に向けて、高度人材不足が大きな問題になってきたからというのもあるだろう。

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★STEAM教育は、探究と教科をつなぐ文理融合的な位置づけにもなっている。それゆえ、2025年から共通テストにも「情報」が実施され、コンピュータやAIが浸透した社会づくりへの教育がようやく始まったのである。東京都も今年の3月第5次教育ビジョンの中で、STEAM教育を重視していくことを盛り込み、委員会なども立ち上がっているようだ。

★私立学校は、コロナ禍にあって、一気呵成にSTEAM教育を推進した。とはいえ、生成AIが広まった昨年からは、その活用は進んでいない。

★そんな中2050年社会に向かって対応もしくはそれ以上の新しいウェルビーイングな社会構想を生徒と共に描きながら進んでいる学校もある。いったいどんな学校か?ぜひ探してみてほしい。

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