22世紀社会の最近接進化領域を導く田中歩教頭
★今年の4月工学院大学附属中学校の教頭に就任した田中歩先生とは、大学の同窓ということもあるし、21世紀型教育機構で生徒中心主義的な新しい学び(グローバル教育×PBL型教育×STEAM教育)を共創する盟友(と私が勝手に思っている)ということもあって、「対話の連続」状態です。がしかし、教頭という役割があまりに多忙でかつ同僚と生徒との対話の銀河系の渦にいます。今もオーストラリアに中野校長と中3の異文化体験研修に行っています。それゆえ、対面で会ったのは5月に一度で、メールとか携帯でとでしか対話ができていない状態です。
★田中歩先生は、21世紀型教育機構の22世紀型教育研究センターの所長でもあるので、今の目の前の生徒が、2101年には、すでに高齢期に達しているのだから、生徒自身が22世紀社会を創っていく教育環境デザインをどうするかを常に試行錯誤して活動しています。
★私も、それは同じ想いでいろいろ思案しては、歩先生とこんなのはどうかなあと、あっ、それは生徒中心でいいですね、自分のIBLとも共振するので、やりましょうとかなんとか対話しています。
★ここのところ、私はムーンショット目標とプレ22世紀型教育をどうつなげるかという話を書いてきましたが、改めて「2024年中学校新教頭、田中歩先生インタビュー」を読んでみると、すでに4月の段階で、歩先生はわかりやすく22世紀型教育とその生み出す効果を俯瞰しているのがわかりました。さすがです!
★田中歩先生の考えとムーンショット目標について私が考えていたことを合わせると、次のような図になると思います。すでに歩先生は、グローバル教育×探究×STEAM教育の学校文化を先生方と生徒と共創してきました。今はIBLによって、対話による生徒自身の問い生成とそれを生み出す泉である「知」を言語化するまたも新しい学びに挑戦しています。「道徳」に着目しているのは、同世代の新進気鋭の哲学者ドイツのマルクス・ガブリエルの「倫理資本主義」と共振しています。
★帰国後、どこかで対面で対話しようと約束しているので、そのときにまたこの図はこう変えようということになるでしょう。無事ご帰還を!
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