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2024年8月18日 (日)

東京都私立学校展2024 各私学の魅力が充実している雰囲気になった 新たな次元への準備ができたというコト

★昨日と今日東京都私立学校展2024が開催されています。多くの受験生・保護者が参加しています。各私学のブースのギャラリーはこれまでとはがらりと変わり、学校名をドーンと貼り出したり、建学の精神やその学校の象徴的なイメージを表現する写真をドーンと貼り出していて、ポスターセッションのようなアピールはかなり少なくなりました。各ブースで丁寧に対話をしたり、スライドで説明をしたり、要は眺めてわかるのではなく、対話をして理解を深めようというカタチが多くなったと感じました。

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★これは、何か売り物とか目玉は何かという従来型の広報戦略ではなく、それぞれの私学のトータルな教育を丁寧に対話し理解を深めようという熱のこもった雰囲気が広がっています。

★さらに、ある意味残念ながら、受験業界側からまだまだ偏差値によって学校が輪切りされているため、知識量や知識の活用速度がそれぞれの私学によって偏りがあるのは、今も事実です。しかし、その知識量や知識速度の差異はあるけれど、思考の速度や深さはかならずしも偏差値に比例しないということも一方で事実です。したがって、それぞれの偏差値層の生徒が1人ひとり思考力や表現力、行動力という基準で大きく成長することができる私学が増えてきました。

★大学入試も総合型選抜で、知識量<思考力の質で合格できる制度改正が行われているため、どの私学でも東大を狙えるし、海外大学も合格できる時代になりました。2027年にはそのような動きは加速します。

★それゆえ、現段階の入口では偏差値的な差異はあるのですが、入学してからは、偏差値にかかわりなく、生徒1人ひとりの具体的な状況に合わせて、成長のシナリオを生徒と一緒に教師が歩んでいける自信が各私学に広がっています。

★そして、それがゆえに、生徒が自分のやりたいことを追求できる様々な教育プログラムやデザインがされていますから、それぞれの私学が、自身の学校のトータルな教育を丁寧に語っていくというカタチに移行したのでしょう。

★この各私学の自信と気概の充満。これは新たな次元へ移行する準備ができたということだと思います。

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