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2024年7月31日 (水)

工学院大学附属中学の伝統プロジェクト 中3学年オーストラリア異文化体験研修へ出発

★今や工学院といえば、グローバルプロジェクトやラウンドスクエア国際会議という破格のグローバルプログラムが有名ですが、25年以上前からオーストラリアの「異文化体験研修」が行われています。7・11のニューヨークのテロで各学校がオーストラリアやニュージーランドの研修に転換する流れがありましたが、工学院はその前からオーストラリアで研修しています。しかも当時から中3学年全員です。

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★この伝統があるからこそ、本当に多様なグローバルなプログラムが展開しています。有志のものもあるし、選抜のものもありますが、高2の工学院のグローバルアントレプレナーシップの集大成であるグローバルプロジェクトもまた学年全体がそれぞれのチームに分かれて参加します。

★中3の段階では、たしかにまだ異文化体験なのですが、高2になると、全員が高度な英語力と探究論文の体験とSTEAM教育体験とPBL体験を通して自分の興味のある分野での創造的発想を発揮するようになっています。それをグローバルプロジェクトで一人一人が証明するのです。

★まさに文理融合のプロジェクトです。5年間あるいは2年間の高密度な体験とICT環境によって高3は総合型選抜や一方で緻密な理数の教育によって一般選抜に挑戦します。さらには海外大学入学のための準備に集中していきます。

★ここ数年の進学実績の飛躍的な伸びは、このような熱いシステマチックなグローバルアントレプレナーシップの多様で一貫したプログラムが構築されているからです。

★それにしても、この1カ月弱の体験に、中野校長も田中歩教頭も付き添うという力の入れ具合が凄まじいですね。楽しんで気を付けて無事ご帰還を!

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