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2024年6月11日 (火)

受験業界の重鎮のみなさんの私立中学を見る眼 AERA with Kids PLUSの記事をin vivo コーディングしてみると

★AERA with Kids PLUSの記事「男子御三家の志願者数がそろって減少 増えたのはどんな学校?【2024年中学入試】」は、受験業界の重鎮と呼ばれている方々の考え方をうまくまとめています。そこで、in vivo コーディングをして、生成AIでカテゴリー分けしてみました。こんな感じです。

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❶人口動態と受験率、志願者数、人気などの変化

・小6人口の減少が続くなか、首都圏の中学受験率が調査開始以来初の18%超えを記録。(A2)
・今年の特徴は難関校は志願者数を減らした学校が多く、ボリュームゾーンの中堅校で志願者が増えていることだ。(A2)
・最難関校が多様性を踏まえた入試改革を行った意義は大きい。(C1)
・男子校の人気も続いており、上位校では攻玉社が1242人から1411人、高輪が1974人から2238人、成城が2261人から2468人とおしなべて増え、受験生にとって厳しい戦いになっている。なかでも巣鴨は2年連続の増加で、今年は1870人から2019人に増加した。(A2)
・学習院女子は714人から918人に、大妻が1617人から1679人に、共立女子が1496人から1552人に、普連土学園は759人から1132人と大幅に増加した。(A2)
・自主性を伸ばしている元気のいい女子校が人気。人気が上がりすぎて敬遠された学校もありました。(C2)

➋大学合格実績

・駒場東邦は23年度に東大合格者を72人輩出し、そのうち理科三類に5人合格。早稲田は東大に39人合格し、うち3人は推薦入試だった。(A2)
・男子校では、東大や国公立大学の医学部の合格者数は、やはり高く評価されます。(C1)

➌私立学校の対応と信頼性

・コロナ禍において私立がオンライン授業をいち早く立ち上げ、心のケアをていねいにおこなったことで信頼が深まった。(C2)

❹教育プログラム

・中高一貫校が得意とする探究を柱に据え、国際バカロレア(IB)を取り入れたグローバル教育を行う。(C1)

➎保護者の意識変化

・上位以下の学校で志願者数が増えた要因は、保護者の意識の変化が大きい。偏差値だけではなく、我が子に合った学校を選ぶようになったからだ。(C2)

➏共学か別学か

・共学志向が一段落し、男女別学が見直されているのも近年の特徴だ。24年度は特に女子の伝統校の人気が復活した。(A2)

➐学校施設の影響

・新校舎も好感。 (C1)

★各項目に思考コードを振ってみました。AとCが多いですね。情報記事ですから、Aという事実とCという見識で構成されているのは非常にシンプルでわかりやすいですね。

★受験生・保護者の方も、これら7つの視点で学校選びをしていると思われます。重鎮のみなさんの私立中学を見る目の影響力は凄まじいです。一方、私立中学側も、これらの視点で広報をしつつ、❹の教育プログラムは当事者ですから熱く語ります。しかし、ここは目に見えない部分が占めているので、空回りすることも多く、相当意識の高い保護者でなければ理解が難しいところですね。❹と➎はおそらく連動しているので、何かここが伝わるような方法があれば、重鎮のみなさんには、その知恵をお借りしたいと私立学校側は思っているでしょう。

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