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2024年6月14日 (金)

グローバル教育を実施している私立学校はリベラルアーツが前提

★グローバル教育を行って海外大学進学の成果を上げている学校は、国内の大学に入らないということはまったくないのに、そういういう先入観や偏見をメディアの中には流してしまうところがあることに、受験生・保護者はお気を付けください。

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★私立学校は建学の精神という価値を大事にし、そこから時代のニーズや新しい方法、そしてモノやコトをつくったりゲットしたりできる全人的な人間教育を行っています。

★英語資格入試を行ったからと言って英語の学びしかしないということはないのです。完全インターナショナルスクール的な話でもないのですから、英語がうまくいかなければ、その他の得意な学びや探究を生かせるクラスやコースに変更してもらう相談もできるはずです。もしも、完全インターナショナルスクール風の学校があるとしたら、それは例外ですから、その学校を選ぶときには、ちゃんと覚悟した方がよいということです。

★すべてのグローバル教育を行っている学校がそうなのではありません。

★それに私立学校である限り、上記の図のような総合的な教育を行っているのです。

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★それから、グローバル教育を行っている学校は英語が世界共通言語だなんて考えていません。リベラルアーツ(この用語を使わないにしても)という言語・数学・芸術・体育というトータルな学びが、世界共通の教養だと考えて教育を実践しています。その世界共通の教養があるから自然科学や社会・人文科学などを学際的に統合できる新しい研究視点を身につけられるのだと。

★そうそう、STEAMという言葉を掲げて教育実践をしているところも、これはリベラルアーツの現代版ですから、結局グローバル教育を行っているのです。

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