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2024年6月 4日 (火)

イエール大学と音楽国際交流(4) めぐろパーシモンホール 早朝から念入りなリハーサル 成功の秘訣

★イエール大学のWhim'n Rhythmのメンバーは、本日のコンサート会場である「めぐろパーシモンホール」で、早朝から念入りなリハーサルを開始しています。八雲学園は行事が多いですが、重要なは実行委員会の存在とその役割です。行事の本番は一瞬にして終わります。それにむけてのバックヤードでの念入りな仕込みがその一瞬の成功をもたらします。

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★それはイエール大学の学生も同じです。この音楽国際交流は、本番の一瞬の永遠を成功させるために、念入りの仕込みとリハーサルを協働して行うところに外部からは目に見えない極めて価値ある行為があるのです。

★人生における成功の時間は、その仕込みと準備の時間に比べれば一瞬なのです。しかし、それが一瞬の永遠として、内面に一生ものの達成感をもたらすものは、この長時間のバックヤードの準備です。

★教育における最高に価値ある学びは、この準備の体験を通して試行錯誤することです。準備やリハーサルの時間は失敗の連続です。それをモニタリングしながら、調整していきます。

★学びは、この理想と現状のマッチングの絶えざる上昇の勢いを生みだすことなのです。

★今回のWhim'n Rhythmの選曲は、歌い継がれてきた曲以外に、八雲生の世代に適合するものも選ばれています。また、これは昨年からなのですが、ジェンダー問胃が世界でも議論されているので、本来女性だけのチームだったWhim'n Rhythmにも男性がメンバー入りしています。

★八雲学園が共学化した本当の理由もまたイエール大学のこの変化に呼応しています。

★久しい間続いている八雲学園とイエール大学の音楽国際交流のシナジー効果は、幅広く深いのです。このプログラムはビジネスコンサルタントには創り得ない八雲学園の教師力と生徒の協力あってこそ可能なのです。

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