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2024年5月 6日 (月)

成長する組織の「対話学」➄なぜ「対話学」で「哲学」ではないのか?

★対話と言えば、哲学ですが、それは、みんなができるわけではありません。ですから、成長する組織がアドバイスを求めたりするとき、哲学シンキングができる専門家に頼むことはありますが、普段は教師も生徒も「対話学」としての対話を行えばよいのです。

Taiwa

★とはいえ、「対話学」もトレーニングが必要です。私ははじめ、哲学シンキングならだれでもできるかなと思っていましたが、やはりこれは専門家やそれなりにトレーニングを積んだスペシャリストである必要があります。

★しかし、スペシャルであるだけに、特別な対話空間がないと難しいですね。それは坐禅や瞑想と同じです。そのような殿堂がないとできないというのであれば、だれでもがというわけにはいかないのです。ですから、誰でもができるために、坐禅や瞑想やマインドフルネスも、簡易バージョンが世の中にはいっぱいあります。

★であれば、「哲学」もだれでもができる「対話学」があってもよいかなあと思ったのです。それに気づいたのは、工学院大学附属中学校の教頭田中歩先生と対話を何度かしているうちに湧いてきたのです。

★歩先生は、まさにダイアロジスト(dialogist)で、すでに哲学シンキングの持ち主ですが、それは暗黙知として機能しています。目に見える部分はむしろ「対話学」ですね。

★工学院では、英語で哲学をする先生もいるし、哲学シンキングを展開する数学の教師でもある教務主任もいます。歩先生は、どれも包摂して学としての哲学からはみ出る対話を自然体で行っています。

★ですから、歩先生と話していると自然と「対話学」のトレーニングができてしまうのです。もちろん生徒もすですね。それから、歩先生は環境設定コミで対話をします。対話はことばという言語ばかりではなく、環境という言語も活用するわけです。ですから、哲学の枠を超えています。

★Dialogy(ダイアロジー)という新しい現場からの学問ができる可能性があります。

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