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2024年5月24日 (金)

東京私立中学高等学校協会 定期総会 開催 東京私学の意義

★昨日(5月23日)、一般財団法人私立中学高等学校協会の定期総会が開催されました。東京の私立中学と私立高校合わせて424校が一堂に会し、東京の私立学校の教育の質を高め東京、日本、世界に貢献する役割を果たす理念を共有する会です。

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★東京の私立学校は、一つの都市に私立の中高が400校強もある世界でもたいへん珍しい存在です。特に東京の公立高校と私立高校に通う生徒は、私立学校の方が多いのです。したがって、知事所轄の私学ですから、都政における教育においても私立学校の教育のビジョンや質は良い影響を与えています。

★東京というグローバル都市と私学のグローバル教育は、相乗効果を生み出しています。また、政府も文部科学省も東京にありますから、国の政策に対しても影響力があります。

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★高い学力を生み出すだけではなく、グローバルリーダーを生み出し、世界と日本の架け橋を構築していく高いレベルでの人材育成の拠点ともなっています。

★そして、それを実現するために、私学助成法にのっとって、助成金や多様な補助金の交渉を、父母の会、私学部、私学財団など多くの団体と協力し提案をしていきます。その意志を確認し、一丸となるために、大きな総会が年に二回開催されています。

★常任理事会と12支部(東京は12エリアに分かれていて、密に情報共有ができるようになっています)の代表が集まる理事会は、月に2回行われ、各支部の会議が月に一度開催されています。

★したがって、受験市場から見ているような、偏差値競争をしているのではなく、互いに高め合い、東京私学全体の質を維持し、未来のグローバル人材がトビ立てる拠点を一丸となってつくろうとしているのです。

★受験生の保護者には、この部分が見えにくいので、受験市場がつくる情報で学校選びをされることが多いでしょう。しかし、それはほんの一部の情報である可能性があります。

★では、どこを見ればその姿がわかるのか?それは、年に3回国際フォーラムで行われる合同相談会などに足を運んでいただけるとありがたいですし、協会の部署である東京私学教育研究所のサイトを見て頂ければ、東京の私学の先生方が協力して創り上げている研修の様子がわかります。ここは、私学の教育の粋を集めた教育プログラム作りや経営のあり方を考える場です。私学の先見性・先進性の動向がわかります。

★そして、各私学の説明会に足を運んでいただければ、その先見性・先進性を共有しながらも、各学校の建学の精神という魂を土台に独自の教育が成立していることが了解できるはずです。

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