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2024年5月 2日 (木)

富士見丘の智慧育成システム グローバル教育の土台

★富士見丘と言えば、SGHやWWL認定校で、破格のグローバル教育を行っていることで、帰国生に高人気ですが、大学合格実績がこれまたレバレッジポインットで毎年日本一ということで、一般入試でも人気急上昇。模擬国連クラブの活躍やグアム、シンガポール、マレーシア、ハワイ、台湾などの都市でミネルバ大学さながらグローバルシティープロジェクトが活発に動いています。

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★しかし、SGH認定校になる前から、探究という新指導要領の教育活動が始まる前から、久しい間行っている「5×2」(自主研究)が富士見丘の教育の土台になっていることは、意外と気づかれていません。

★「5×2」(ゴカケルニ)とは、平日5日間の授業と休日2日間の自主研究の相乗効果を期待した名称で、中1~高2が取り組む探究学習です。高1から行っているグローバル探究とは違い、個人探究です。個別最適化と協働的学びの一体化とは、実は文科省が、富士見丘の「5×2」の自主探究とグローバル探究という協働的な探究の統合教育をモデルに思いついた発想です。

★新学習指導要領や高大接続改革の答申が行われている最中に、富士見丘学園の理事長校長吉田晋先生や副校長の吉田成利先生は、中教審のメンバーだったり様々なワーキンググループのメンバーだったりして、文部官僚の方々に見学などを通して、日本の教育のあり方をアドバイスしていたのです。

★また、吉田晋先生は日本私立中学高等学校連合会の会長でもありますから、直接文科大臣や文部官僚と喧々諤々日本の教育行政改革について意見を交わして、中等教育学校の教育と財政面の第一人者としてリスペクトされているのです。

★そんなわけですから、富士見丘は日本の未来の教育のロールモデルだったのです。

★そのモデルが、中学入試市場で支持されているというのは、最高によいことですね。

★さて、4月20日(土)に「5×2セレクション」(自主研究の優秀者発表会)が行われました。富士見丘の教育の土台である英知の育成の様子を同校サイトでご覧ください。

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