2025年中学入試 広がる英語入試・英語資格利用入試 偏差値ランキングの無化が加速
★2025年から豊島岡女子、八雲学園(英語入試は既に実施)は、英語資格利用入試を行います。2015年ころから聖学院、工学院、文大杉並、和洋九段女子、富士見丘、八雲、順天、大妻中野、慶應湘南藤沢、昭和女子大附属中などは、すでに英語入試や英語資格利用入試は行っていますが、3年前ほど湘南白百合が英語入試を行い、一気に増えています。聖ドミニコ学園や駒沢学園女子、成立学園、神田女学園なども英語入試あるいは英語資格利用は実施しているでしょう。
★今までは、英語入試と言えば、広尾学園や三田国際学園でしたが、サレジアン国際学園グループや芝国際などにも広がり、今回の豊島岡女子や八雲学園の動きは、さらに2月1日以降の一般入試における英語入試・英語資格利用入試は広がる大きな契機になるでしょう。
★この効果があることは、以上の学校が、世界大学ランキングで200位以上の海外大学(THEによると、日本の大学は、東大、京大、東北大学しかはいっていません)にたくさん進学の道を切り拓いていることから明らかでしょう。
★私立学校の入試は学校の顔ですから、英語入試・英語資格利用入試を実施するということは、カリキュラムそのものに優れたグローバル教育が展開しているということを示唆しています。
★2020年4月から、新たな学習指導要領が導入されたことで、英語の授業が小学校3・4年生を対象に必修化、5・6年生を対象に教科化されましたし、大学入試において英検2級以上、つまりCEFRでB1以上取得しているとアドバンテージが高くなっていることもあり、英語入試・英語資格利用入試は増えることはあっても、減ることはないでしょう。
★帰国生入試だけではなく、一般入試においても英語の力がポイントになってくる中学入試の動きは加速するでしょう。同時に英語一教科だけの入試や英語と国語か算数の組み合わせが主流になってくる可能性があります。
★おそらくこれに対し、いわゆる高偏差値の学校は、あくまで4教科入試にこだわるかもしれません。そのように仕向ける大手塾も存在するでしょう。何せ、ICTを使っている学校は東大の実績がでないとか、英語入試や思考力入試など新タイプ入試をやっている学校は大学合格実績が出ないというフェイク広報をするぐらいです。そんな因果関係少し考えれば噓だということがわかりそうなものです。
★とにも、そのことが言語学習という権利やイノベーション進化への侵害を行うハラスメントだということに気づいていないのですから、困ったものです。私立学校が、4科目入試をやろうが、英語入試や思考力入試のような新タイプ入試をやろうが、私学経営権の自由なのです。その権利を阻害するような言動に対しては、受験生の保護者は警戒しなくてはなりません。
★4科目入試をやっていれば大学合格実績はでて、新タイプ入試をやるとそれは出ないという因果関係を証明するエビデンスはないのです。
★むしろ多様な新タイプ入試を6年前以上から行っている学校から世界大学ランキング200位以内の海外大学に大量に進むようになっています。国内の大学合格実績もそれに伴い増えています。東大も出るようになっています。
★したがって、偏差値を無化する動きがどんどん加速するのが2025年以降の中学入試です。
★だいたい、英語のレベルがB2以上いなると、英語で、開成や麻布の思考型問題以上の思考をトレーニングしているというのが現状なのです。偏差値が無化される流れは加速するのは論理的必然でしょう。他人と比べて優勝劣敗のストレスをかかえるのではなく、自分を高めるための学びを行える入試を選択するということが主流になるでしょう。
★それに、湘南白百合が、2月1日に一科目入試を設定したことによって、神奈川エリアの偏差値ランキングに衝撃を与えたように、万が一にでも豊島岡女子が、2月1日に一科目入試などを持ってくると、東京エリアの偏差値ランキングが総崩れになる可能性があります。もちろん、4科目を1日に持ってくると、自身の偏差値を下げるので、そこは慎重になるでしょう。しかし、一科目入試を設定したら、そのインパクトは大です。
★これは私の妄想にすぎませんが、新タイプ入試を湘南白百合や豊島岡女子は中学入試地図をガラリと変える可能性を秘めています。横浜雙葉のように新タイプ入試ではなく、従来型の入試を2日に分けましたが、それほど効果がなかったことを豊島岡女子はしっかり分析しているでしょう。やるなら新タイプ入試です。
★2025年以降の中学入試は何が起こるかわからないでしょう。いずれにしても英語と国語と算数とこれらの通奏低音である思考力は、これからの中学入試の主軸になることは間違いないでしょう。
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