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2024年5月 3日 (金)

駒沢学園女子の「会食」 この瞬間に地球の本質が染みわたる それが世界への可能性を開く

★駒沢学園女子の世界は、あのGAFAMのスタッフが自分の子弟を留学させたくなる学校です。もしも生前ジョブズが知っていたら間違いなく支援したでしょう。ぜひビル・ゲイツに知ってもらえるとよいですね。というのも、ジョブズをはじめGAFAMのメンバーは、マインドフルネスやZEN、哲学シンキングを大切にしているからです。そもそもジョブスは駒澤大学出身の曹洞宗のお坊さんの弟子さながらでした。その精神のエッセンスは、駒沢学園女子の教育そのものです。

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★たとえば、「会食」。shuTOMO4月号で紹介させて頂きましたが、今回同校サイトでその様子が公開されている記事を読み、私の理解はいかに浅いか反省。同時に新たな気づきも得ました。詳しくはサイトをご覧いただきたいのですが、会食する時、五観の偈(ごかんのげ)という食する心構えを唱えます。サイトには、その五つの短い経文の意味が説明されています。それを読んで、人間のあり方の本質がすべて詰まっていることに気づき驚愕。

 ◯一には、功の多少を計り、彼の来処を量る

この食物が、この食卓に運ばれるまでには、多くの人々がかかわりました。その苦労に対して感謝します。

◯二には、己れが徳行の全欠を忖って供に応ず

日ごろの行いを振り返って、この食物をいただくのに、ふさわしい行いができているか、反省していただきます。

◯三には、心を防ぎ過を離るることは、貪等を宗とす

心を清浄に保ち、誤まった行いを避けるために、貪りや怒り、愚痴の三毒、特にお腹が減ることで、必要以上に暴飲したり、イライラして物に当たったり、つい愚痴が多くなってしまったり人を傷つけてしまったりするので、そういった過ちから離れるためにいただきます。

◯四には、正に良薬を事とするは、形枯を療ぜんが為なり

食事は良薬なので、身体を養い、正しい健康を得るためにいただくのです。

◯五には、成道の為の故に、今此の食を受く

食事を喜んでいただいて、りっぱな人間になるように努力します。

★つまり、①は関係性への感謝、②は内省の姿勢、➂人間の両義性を知り正しき道を歩むあり方、④身体性を持続可能にする循環、➄は喜びというウェルビーイングへの第一歩は食からと置き換えられます。もちろん、置き換えると、もっと重要なことが置き忘れる危険性がありますが、最低限、これらのことは汲み取れます。

★そして、これだけでも、自然と社会と精神の分断がもたらしている世界の紛争や気候変動、ハラスメントを修復し、自然と社会と精神の循環がもたらす政治経済そして世界の平和の条件が揃うのです。

★地球上の人間が食事をするときにこの「会食」の5つの心の眼を意識しつづければ、世界は平和になると実感。大げさなと思うでしょうか。私たち一人一人の瞬間瞬間の想いと言動が世界を創る実感こそ希望と幸福の時間ではないでしょうか。

★自分がいくらがんばんったって世界を変えることはできないと思うか、自分の瞬間瞬間の想いと言動がこの5つ眼を通して実現することが世界に貢献することになると思うかは、もちろん自由意志です。で、どちらを選んで私たちは生きるとハッピーでしょうか。

★5つの眼は、身体の健康、心の健康、人間関係の健康を維持し、内省する自分を創ります。小さな自分の言動と思いは、身体を通して自然に、心を通して世界精神に、人間関係を通して社会につながっていきます。そして内省を通して、自然と精神と社会の本質的なあり方に導くでしょう。

★そんなふうに、GAFAMのメンバーは世界経済戦争さながらの中で痛みを感じながら救いを求めているということではないでしょうか。しかし、世界の痛みはもっと凄まじいのです。そこに希望をもたらすのは駒沢学園女子です。そういえば、校長先生も教頭先生も英語の先生でもあります。ぜひ、ビル・ゲイツ財団と連携していただきたいと思います。

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