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2024年4月26日 (金)

成長する組織の対話の構成要素 真善美

★成長する組織としての学内の対話は真善美という構成要素をすべて満たしています。

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★もちろん、美がなくても生徒募集や進学実績はあがります。しかし、世界で通用する人材は、この三要素が必須です。

★最近では、社会科の教師や数学の教師が美術館を活用したり美術作品で教科の学びを展開する「真善美」型授業が活況を帯び始めています。

★倫理経済主義の学校というのは、この真善美を豊かにするアイデアと活動に満ちています。大学入試問題には、なかなか「美」の部分は出題されないですね。ですから、大学入試問題がゴールの学校では、「美」の部分が欠落する可能性があります。

★ただ、美の部分は現代美術的な要素を組み込まないと、形骸化するおそれもあります。

★教科も組織も道具を新しくしても、ものの見方考え方の枠組が時代の要請に応じて柔軟に変容できるかどうか、そしてそれを導く対話に満ちているかが結局は組織の成長の決めてです。

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