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2024年4月20日 (土)

和洋九段女子 生徒のプレゼンの姿はスプレッツアトゥーラ

★和洋九段女子のPBLは多くの中学受験生に注目されるようになりました。というのも、すべての授業がPBL型だし、教育活動すべてもPBLです。PBLという学びをすると当然最後はプレゼンテーションをすることになります。この循環が、学外の団体とコネクテッドしたり、学内で学年横断的にコネクテッドしたりすることによって、クラス内のプレゼンは、その輪を広げ公共的な場で行われるようになりました。

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(GLICC Weekly EDU 第170回「和洋九段女子 生徒の成長力」)

★その結果自ずとコンテストやコンクールでの受賞の数が半端ではないのです。修行式の日に中込校長が賞状を渡すセレモニーの時間がどんどん長くなると嬉しい悲鳴をあげているほどです。

★そのプレゼンの様子を動画で拝見したり、高3生が後輩にプレゼンをする「探究発表会」を拝見して、ふとこのあまりに自然体で格式ばっていない姿、それでいて気品があるその姿に感動するのです。

★この姿は、イタリア語で「スプレッツアトゥーラ」というそうです。欧米のエスタブリッシュスクールの生徒の姿を象徴する言葉の1つです。欧米と日本の文化の融合の粋を極めている和洋九段女子ですから、それは当たり前です。

★しかしながら、このスプレッツアトゥーラの本意は、そこだけではないのです。何気なく湖面を泳いでいる美しい白鳥の姿と水面下では足をバタバタしてその気品を保っていること全体を示唆する言葉が「スプレッツアトゥーラ」という言葉だそうです。氷山モデルと同じ構造ですが、氷山の一角が必ずしも白鳥のような美しさを象徴するかは賛否があるので、白鳥の姿でスプレッツアトゥーラを説明するほうがしっくりきます。

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★そして、今回、<GLICC Weekly EDU 第170回「和洋九段女子 生徒の成長力」>で新井教頭先生および菅谷先生のお話をお聞きして、和洋九段女子の生徒のプレゼンする姿がスプレッツアトゥーラさながらなのは、普段から教師と生徒が共に学んで成長しているその過程にヒントがあるということが了解できました。

★そのPBLの物語は、大胆にもチャレンジして、そのたびにぶつかる壁というゲートを潜り抜けていくたびに、成長していく教師と生徒のチームワークがあったのです。壁を超えるたびに新たな不安が襲ってきますが、教師と生徒のチームワークと学外の多くの方が共に解決策というか解放策のカギを考えます。この体験と思考と不安を乗り越えるGRIT精神のバタバタのプロセスが、湖面の美しい白鳥の姿を映し出すのです。

★和洋九段女子の生徒は、海外から見るとまさしくスプレッツトゥーラなのです。同校のグローバル教育の真骨頂でもあります。

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