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2024年4月15日 (月)

学校選び 生徒も教師も学校も成長する未来組織としての学校が増加

★今までの学校選びの中心は、偏差値や大学合格実績でした。別の角度から見ると、わが子が大きく成長できる学校はどこかということでもあります。偏差値とか大学合格実績とは、その成長の1つの症状にすぎません。ですから、「成長」という目で学校選びを進めるようになっている昨今。偏差値や大学合格実績以外のものも求めるようになってきました。それは何でしょう?

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★たとえば、ウェルビーイングだと言われたりします。これはもちろん間違いありません。しかし、ウェルビーイングは必ずしも学校でなくても得られるわけですから、これもまた学校における成長の1つの側面です。

★それに学校が、一生もののウェルビーイングを創り出すと標榜するなら、それは少し経営陣は驕りがあるかもしれません。

★一生もののウェルビーイングを自ら生成する環境を教師が設定することはかなりの部分学校でなければできません。

★しかしながら、まだまだかなりの部分にすぎないのです。もちろんどこまでいってもかなりの部分なのですが、ウェルビーイングを生み出すマインド、環境設定、人間関係、社会課題解決意志、実現方法論など生徒が自ら、そして協力して生み出す内生的技術進歩を体得する教育を行うところは、さらにかなりの部分学校でしかできないでしょう。

★つまり、1人ひとりの生徒が成長するには、仲間も教師も学校も成長する組織になっているはずなのです。もともと学校はそういう場でした。しかし、新しい学びと言いながら、新しい学びのツールばかりに目が行き、そのツール活用の優れた生徒にばかり評価が集中している世の中です。その生徒を取り巻く、仲間や教師や学校が同時に成長しているからそのような生徒が生まれているのだという「地(=背景)」の部分に目はあまり開かれていなかったのです。

★ところが、2024年度は、私立中高一貫校の人事異動が激しく、役職者も若返っているため、ルビンの壺よろしく、「図(=氷山の一角)」ばかりではなく、「地」の部分を自覚的に掘り起こしている学校が増えてきました。

★私が、ケースメソッドとして、本ブログで取り上げる工学院、文大杉並、八雲、富士見丘、順天、聖学院、和洋九段女子、成城学園、駒沢女子、成立、かえつ有明、湘南白百合、共立女子などは、生徒も教師も学校も成長する未来型組織です。まだまだたくさんあります。公設民営の大阪水都国際も未来型組織です。今年度は、そのような未来組織型学校も探していきたいと思います。

★もちろん、未来組織型学校は不易流行です。未来の革新性は、人類の歴史が進化という名の、宇宙の謎に接近するマインドとスキルの成長です。この宇宙は、人類誕生以前から存在していたのです。未来はこの宇宙の原理に向かって進化しているというわけです。日々Awe体験→思考→経験値のループが拡大していくというのが成長です。この発想は工学院の教頭田中歩先生に影響をうけました。

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