真善美の対話 工学院や駒沢学園女子
★工学院大学附属も駒沢学園女子もグローバル教育のプログラムが充実しています。CEFR基準で英語を学ぶことは、とても意味深いのです。というのもCEFR基準は英語のためだけの基準ではなく、言語のための基準だからです。フランスで日本語を学ぶフランス人がいますが、その学生たちの日本語の能力のクオリティはCEFRで測られるのです。しかも母国語であるフランス語もモニタリングします。
(写真は工学院の生徒がオーストラリアの留学先で撮影したもの。同校サイトから)
★イートンから交換留学で日本にやってきた生徒に出会ったことがあります。彼のプロフィールを見せてもらったら、英語はC2、フランス語はC1、日本語はA2となっていました。
★これは、どういうことかというと、CEFRはリーディング、リスニング、インタラクション、スピーチ、ライティングの側面から評価をしていきます。英語であろうが日本語であろうが。つまり対話と書く力はどんな言語を使ってもトレーニングする必要があります。
★一般にCEFR基準を意識しないと、国語は、多くの場合リーディングに偏ります。CEFR基準を知ったうえでグローバル教育を行うと、英語でも日本語でも、駒沢学園女子はさらに韓国語とフランス語なども学べますから、これらの言葉も、対話と書き言葉の両方をトレーニングしているわけです。
(駒沢学園女子の坐禅をする場「照心館」)
★言語に対する真善美の循環は、対話と書き言葉の循環の中で起きます。ところが、リーディングだけに偏ると、真善美の循環に分断がおきます。
★大自然を望み、自分の存在の小ささを知りAWE体験をする受容から新たな自分を見出す心の動きは「美」です。坐禅の中で、自分を世界のつながりの中で見つめ直し、新たなあり方に気づいていく瞑想や内省の心の動きは「美」です。
★生徒の皆さんは、その体験を対話してレポートにしてシェアします。真善美の循環する対話とライティング。
★これこそ質の高い教育です。世界が魅力を感じる学校です。
★日本にいると、当たり前の教育のように見えます。実際に学校の先生方自身がそう思っています。もったいないですね。
★東京の私学には、同じような学校がたくさんあります。世界から見れば超羨ましい教育。でも日本人はそのことに気づきません。日常に真善美が循環する対話がないからでしょうか。。。哲学をあまり重視しない文化であることは自ら認め、さてどうするかは一人一人が考えてみることですね。もちろん私もその一人です。
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