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2024年3月20日 (水)

不易流行の時代(06)文大杉並 すべての領域で先を行く 自然体の進化が安心感

★文化学園大学杉並(以降「文大杉並)の不易流行は、あらゆる領域で先を行く進化が凄まじいのです。しかし、一般に先を目指すと、学校というものは、いや学校に限らず、多くの人にとっては、ワクワクすると同時に不安が募ってくるものです。新しいことをはじめてやるとき、誰でもチャレンジングでファイティングポーズをとります。しかし、それはいったいどうなるのだろうと自分のイメージが不確かなままで不安にもなるものです。

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★しかし、文大杉並は、大きな目標は与えるものではなく、自分たちでリサーチし議論し意思決定していく心理的安全なPBLを実施していますから、互いに不安を払拭しながら進めるし、自己開示しながら喜びも不安もシェアしながら進めるので、大きな恐怖心で先に進めなくなるということはないようです。

★一つ一つの経験が試行錯誤の過程でなされていきますから、その都度不安を自信に反転させながら進めます。話し合いながら協力し合いながら、自分お弱みも強みも共有しながら進むので、目標までの道行を急ぐわけでも一足飛びに到達するわけでもなく、到達したところから後ろを振り返ると随分大きく飛んできたなあと自然な感じでじゅわっと共感が広がる感じです。

★このように、生徒はかけがえのない自分どうしが協力して歩んでいきます。そこには多団体の人とも絆をつくっていけます。

★そして、問題解決のシミュレーションで終わるのではなく、自治体や団体とその問題解決を実際に行っていくわけです。

★問題解決のためのコンクールにも挑戦しますが、そこを突き抜けて実際に街づくりや問題解決を街の職員や団体のスタッフの方々と考え実践していくレベルにまで突き抜けるのです。

★生徒であると同時にグローバルシチズンとして役割を果たす機会をプロデュースする教師もなかなか得難い人的資本です。

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