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2024年3月26日 (火)

22世紀型教育準備へ(36)自分を見つめ、チームで取り組み、自分と世界を結びつけるセルフイノベーション広がる

★現場にいると、目の前の生徒が22世紀をつくるということが実感できます。先生方は、そのための学びが、20世紀を形成してきた学びでいいわけがないと思っています。昨日、研修前泊で共栄学園の矢野先生と成城学園の青柳先生と同席していたところで、たしかに20年前は、3R(読み・書き・算盤)から3X(explore・exchange・express)へという学びのパラダイム転換は難しいと思ったけれど、今では学内がその方向に動いていますと。

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★したがって、たしかに3観点別評価とマッチングするようなカリキュラムや授業のマネジメントを若き主任たちは行っているし、探究活動で使われているトウールミンモデルも国語の授業の中でも活用されているのだと。

★今年度は、教科と探究の接点を巡る現場の先生方の悩みとその解決の見通しをディスカッションする機会で溢れていましたが、それは、このような学びのパラダイムシフトが確かに生まれていることの証でもありましょう。

★社会があらゆる領域で激変しているからこそ、自分を見つめ、チームを創り、自分と世界をいかに結合していくのかセルフイノベーションの時代です。すでに、学校はそこに突入しています。

★学校は変わらないとかオワコンだとか批判という外皮をかぶった文句ばかりを並べている識者は、現場をちゃんと見たほうがよいでしょう。

★もちろん、以前もご紹介しましたが、山崎浩二教授や西村圭一教授のような学問と現場をつないでいるすてきな学者もたくさんいます。

★希望に満ちた学校づくりはいろいろなところで生まれているのです。

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