共立女子(01)礼法室×ランゲージスクエア 能楽部の生徒が魅せる新しいグローバル教育
★昨日共立女子に伺いました。新しい不易流行が現在進行形の同校の教育を未来の東京の私立学校のヒントにしたいと思っていました。あまりにいろいろな情報が溢れていましたので、少しずつメモしていきたいと思います。それにしても象徴的というかインパクトがあったのは能楽部の存在感でした。
★礼法室を訪れたとき、能楽部が大会にむけてパンフレットを作成したり練習したりしていました。突然訪ねたにもかかわらず、あの薙刀を使ったシーンを拝見したいとお願すると、二つ返事で了解してくれました。
★そして、あの牛若丸と弁慶の有名な出会いのシーンを、演じてくれました。吟じながら朗詠しながら見事に舞っている姿は凛として壮大でした。
★しかしながら、演技が終わると、柔らかい笑顔で丁寧に礼法に則った立ち居振る舞いが、気品ある精神をパット表現していました。
★壮大華麗な舞いと柔らかい立ち居振る舞いの切り替えが巧みなのですが、「舞い」という点でなるほど共通していました。この気品ある姿勢は、学園生活だけではなく日常の生活にも染みわたっています。
★ここに、「誠実・勤勉・友愛」という同校の校訓が生き生きと響いているのが実感できました。
★そのあと、あまりにすばらしいので、部員のみなさんに色々尋ねると、20人弱の生徒の皆さんが1人ひとり間髪入れずに、丁寧に明快に回答してくれるので、どうしてそんなにトークが上手なのかと思わず尋ねてみました。
★すると、いつも取材などで尋ねられていますから、テンプレートはできているのですと。古典とテンプレート。おもしろい。それにしても私の質問は、誰でもが訊く問いなのだなと思い、イレギュラーな問いを投げてみました。能楽部のみなさんは、グローバルな世界にはついてはどんなふうに感じていますか?ランゲージスクエアというスペースはどのくらい活用するのですかと。
★すると、めちゃくちゃグローバルな世界に興味があり、能楽の文化について外国の方と語り合うのは楽しいし、こういう日本の文化をもっともっと世界に広げたいのですと自分たちの未来の使命についてまで語ってくれるのです。
★そして、礼法室だけではなく、ランゲージスクエアというネイティブスピーカーの先生が常駐している英語圏内にはよく通うのだと。バレンタイン、ハロウィン、イースターなど海外の行事文化を楽しむこともできるのだと。それだけではなく、海外大学の進路のことや総合型選抜のことや英検取得のためのアドバイスなどももらえるのだと。
★能楽部の部員は、礼法室とランゲージスクエアという日本文化スペースと海外文化スペースを往還していたのです。古典の言葉を話し、外国の言葉を話す学園生活。これぞグローバル教育の真骨頂です。不易流行を大切にする共立女子のすてきな1シーンを堪能させていただきました。
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