2024年東京大学と社会(01)2027年改革
★東京大学の合格実績を競うのはそろそろやめようと言っているのは、実績毎年TOPの開成。私立を追いつけ追い越せと進学重点の使命を都教委から命をうけている日比谷高校の辞退者が18名。何気ない、最近の瞬間的な現象なのか?なにか地殻変動が起きている兆しなのか?わかりませんが、2027年という再び学習指導要領改訂の話が盛り上がる時期にグローバル型のコースを創るというのだから、やはり何かがあるのでしょう。
(Bingに未来型の赤門と頼んだら、このような門が。。。)
★学校推薦型やグローバルアドミッション型の話題は、尽きないし、東大もその例外ではないということなのでしょうが、実に日本的な改革です。そして、特に新しい試みでもないわけです、ICUはすでに帰国生や留学生で満ちているし、秋入学もSFCが久しい前から実施しています。ただ、大学院1年というイギリス型は、斬新かもしれません。学際的なコースですから、その自由度が次の展開に活きます。
★ともあれ、5年制度や秋入学、留学生をたくさんいれる、修士の大学院は1年。イギリスやアメリカの大学制度をアレンジしているわけですね。かつて長崎の出島から外国の製品や文化を少しずつ日本風にアレンジして取り入れてきた江戸時代のときのような政策です。
★100人なんて言わず、600人くらい受け入れればよいのに。
★いずれにしても、他の国立大学にもさらなる改革を促すことになる社会的インパクトはあるでしょう。
★まあ、それはともかく、東大は日本ぼ文化の拠点の一つであることに変わりはありません。
★ムーンショット目標に真剣に取り組んでいる優秀な学者がいることも確かです。
★東大合格者で湧く日本受験列島化している最終盤の時期に、東大と社会について気づいたことをメモしていきたいと思います。
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