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2024年2月 4日 (日)

2025年変化する中学入試(16)サレジアン国際グループ、三田国際、文大杉並 似て非なる学校 それぞれの独自性が私学らしい

★サレジアン国際学園とサレジアン国際学園世田谷は、今年も大人気で2月1日現在の段階で、前年対比は100%を上回っています。三田国際は、すでに高め安定しています。そして文大杉並は、本ブログでも何度も取り上げています。爆増が当面続く元祖ダブルディプロマ校です。

2022bunsugi07

(文大杉並の同僚と生徒と協力して同校全体の人的資本を豊かにする次世代教育開発部部長の染谷先生、21世紀型教育機構の21世紀型教育研究センターの主任研究員で、SGT:スーパーグローバルティーチャーでもある)

★未来の教育を創出して、21世紀型教育型の生徒獲得する方程式を見出したこの4つの学校。私立学校が学ぶロールモデルの学校です。

y=a(C1英語)×b(PBL)×c(STEAM)×d(Grobal)×e(Human Capital)×Uniqueness

★もちろん、定数やパラメーターが学校によって違うし、Uniquenessのパラメーターの変化速度が違いますから似て非なる4校なのです。

★どう違うかは、学校に足を運べばピンときます。とはいえ、本質的なものを見失わないように教育環境をデザインしているという不易流行の部分は共通しています。グローバル市民的な共感的コミュニケーションをベースにしているかどうかは、微妙に違います。「西欧的なグローバル市民性」ベースの学校と「東洋と西洋のバランスが取れているグローバル市民性」ベースの学校と「徹底的なインディビデュアリズムの追究」ベースの学校と違いはあります。どの学校がどれにあてはまるかは、関心のある方は考えてみてください。

★中学入試の世界は良い悪いは括弧に入れると、階層構造の影響があります。グローバル市民の種類によっては、この階層構造を公平性に持ち込む価値観を重視する場合もあります。

★八雲学園がそうですよね。同校のように、この世界を分断する壁を突破するグローバルリーダーの気概と寛容性が育つグローバル市民性という特徴を持っている学校が、これらを見定める基準の1つです。判断は、保護者の方々ご自身のプロフィールやメンタルモデルを基準にしてみてください。たいていは、現段階では(成長するにつれ違っていたことに気づくのですが、そのとき親離れ、子離れできるかどうかです)、受験生と保護者のメンタルモデルは似ていると思いますが、中にはすでに違う場合があり、保護者の選択感性と子供の選択感性の違いが明快な場合もあります。

★6日でほぼ合格の見通しはつくと思います。最終的判断は、そこをご家族でじっくり対話してみてください。

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