« 2025年変化する中学入試(25)アートの魂:日駒、駒東、世田谷学園、女子美、富士見丘、共立、大妻、聖学院、八雲、工学院、文大杉並、和洋九段女子、三田国際、大妻中野、麻布、開成、武蔵・・・ | トップページ | 2025年変化する中学入試(27)学びの規制緩和 だから建学の精神が注目される! »

2024年2月10日 (土)

2025年変化する中学入試(26)日駒 総出願数 前年を上回る そのインパクト

★日本工業大学駒場中学(以降「日駒」)の総出願数の前年対比は、116.7%。前々年対比は、187.2%(首都圏模試センター2024年2月7日現在)。昨日毎日新聞のインタビューで回答していた首都圏模試センター取締役・教育研究所長北一成氏によると、首都圏中学受験者数は、推定5万2400人で、昨年より200人減少という超微減だったようです。そんな中、日駒受験生増える一方です。

Img_4426

(同校図書館にはいるとこのサークルソファーがドーンっとあります)

昨年、日駒を訪れたとき、約束の時間より早く着いてしまったのですが、受け付けからすぐに入れる図書館で待たせて頂く機会を得ました。すると、中学生のみんなが、手に手に好きな本をとって、大きなサークルソファーの中心に向かってみんなでうつぶせになってゆったりとした状態で、語り合いながら本を読んでいました。

★心理的安全を象徴するようなサークルソファーで、遊びと学びが融合したその象徴的姿に微笑ましくなり、ついこの学校の魅力はどんなところと尋ねると、毎日楽しくてしょうがないと即答でした。

★校舎のデザインもOBが設計したというのですが、外界と接合している自然とキャンパスと生徒の息吹が一体となり、雪の日などは、ワビサビを感じつつも、自然の厳しさを感じることができる共生や共存の本来的な意味の気づきをアフォーダンスする計算になるほどすばらしいと感じざるを得ませんでした。

★新井先生の美術の授業を拝見しに行ったのですが、アートこそ探究そのものだし、文化や歴史の背景を日常につなげる世界性があるなあと感じ入ったのです。

★駒東や世田谷学園の美術の先生とも語り合いながら、深いアートの魂の現実態へ実践と制作の授業の設計をしている新井先生。教科横断的素養が身につくし、学際的な探究の構えが生徒1人ひとりに身につくにはいかにしたら可能か。そんな語り合いがあるのが目に浮かびます。

★自然というバイオと社会がどうつながるか都市計画と健康の心身をそこでつくるためのメンタルエンジニアリングなどがつなるには、基本はこのアートの探究スキルとマインドが必要だなあと新井先生のお話をお聴きしながら感じ入りました。

★それに図書館を少し眺めていたら、新書を活用した探究学習が根付いていることもわかりました。

★知識の意味と身近な社会への応用と社会課題に気づいて、知識が次の新しい知識を生む過程が、言語とアートによって、それから同校の十八番のエンジニアリングが結びつけば、たしかに未来を創る生徒が輩出されるなあと。

★アートとエンジニアリングと言語、どれも表現というところ、形にするということ、つまり潜在的能力を現実を自ら創る能力に転換できる教育環境がアフォーダンスされている日駒。ワクワク毎日遊びと学びを融合させて、そしてなんといってもサークル上で寝そべって仲間と語り合える日々。受験生にとって憧れの場になるのは当然です。

|

« 2025年変化する中学入試(25)アートの魂:日駒、駒東、世田谷学園、女子美、富士見丘、共立、大妻、聖学院、八雲、工学院、文大杉並、和洋九段女子、三田国際、大妻中野、麻布、開成、武蔵・・・ | トップページ | 2025年変化する中学入試(27)学びの規制緩和 だから建学の精神が注目される! »

中学入試」カテゴリの記事