2024年中学入試(42)埼玉エリアの中学入試 城西川越
★本日10日、埼玉エリアの中学入試がスタートしました。埼玉の私立学校は、圧倒的に共学校が多いのですが、その中で男子校城西川越は目立たたないかもしれませんが、奮闘しています。新しい教育を目指すというわけではなく、大学進学の成果を着々とアップデートしている学校です。少人数の学校なので、数字だけ見ていると目立ちませんが、進学実績は右肩上がりです。
(首都圏模試センター 1月9日現在)
★100人くらいの定員で、そのうちの4分の1が特別選抜コースの定員です。絞り込んでいますから、手厚い進路指導で、志望大学に入れる期待が、実績と対照すると高まります。
★進学に力を入れているけれど、新しい学びをやらないかというと、そんなことはまったくないわけです。グローバル教育もICT教育も充実しています。
★21世紀型教育とは、一見ベクトルは違います。たしかにこの新しい(今では当たり前?)教育は、破格のグローバル教育とPBL、STEAM教育が三種の神器で、これを通して、大学進学実績は結果的に成果を上げているのです。
★一方城西川越は、進学実績を向上するための学びの中に、グローバル教育やICT教育を埋め込むという形式です。結果的に新しい教育ができているということなのです。
★ですから、結局20世紀型教育を乗り越えるという意味では共通しているのです。
★最終的には非常にコスパのよい22世紀型教育を見据えた超新しい学校になるのではないかと、今後を注目していきたいと思います。
★おそらく、この流れを同校が取らざるを得なかった理由もあります。城西大の系属校でありつつ、他大学の進学のニーズに応えていったという経緯があるのでしょう。とてつもない知られざる改革だったと推察します。
| 固定リンク
「中学入試」カテゴリの記事
- 八雲学園をカリフォルニアから考える(6)中学選びの考え方・価値観を変える(2024.12.12)
- 八雲学園をカリフォルニアから考える(5)UCサンタバーバラで学ぶ八雲生(2024.12.12)
- 工学院(2) 田中教頭インタビュー第2弾 オープンマインドの世界に通じる意味(2024.12.12)
- 2025年中学入試動向(33)聖学院 STEAM教育 成果着々(2024.12.11)
- 八雲学園をカリフォルニアから考える(4)ケイトスクールとの類似点いくつも(2024.12.11)
最近のコメント