2024年中学入試(63)1月18日現在 東京男子校 学校選択基準の多角化へ 中学入試市場と中学受験市場の相違が可視化されてきた可能性大。
★1月18日現在の日能研倍率速報を見ながら、東京の男子校2月1日の入試において、前年に比べて増加率が高い学校順に10位まで並べてみると興味深いことが見えてくるなと思いました。最近は偏差値一つの基準で学校選択を考えることはなくなった。学校選択基準の多角化という傾向があるとはなんとなく了解していましたが、このように並べると教育の質を向上させる様々な取り組みをしている学校が、いわゆる御三家でなくても選択されていますね。
(写真は聖学院サイトから)
★そのことは、前回の記事で紹介しましたが、文大杉並の染谷先生自身が語っています。同時に結果や成果が出ていますから説得力があります。このような発言は、なかなか中学受験市場ではあからさまに言われることはありません。やはり私学人が中学入試市場でしっかり語っていく必要があります。
★一般選抜が中心である限りは、偏差値が学校選択基準で幅を利かすのはしかたがないのです。そのことのメリットデメリットがあるのは否めません。私立学校が主導する中学入試市場では、私学人自らが、多角的な基準を用意する気概は大切だと思います。染谷先生のように気概のある教師が創意工夫する自由が設定されている学校は人気がでるのですから。
1 佼成学園 第1回一般/グローバル
2 聖学院 英語特別
3 佼成学園 第1回特別奨学生
4 聖学院 第1回一般
5 開成
6 麻布
7 武蔵
8 足立学園 1回一般/志
9 早稲田 第1回
10 攻玉社 第1回
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