2024年中学入試(52)聖ドミニコ学園➋教育の質を支える教師の専門性の高さ
★聖ドミニコ学園は、少人数規模の学園。中学入試の募集人員は50名。小学校から上がってくる生徒もいるので、少ないわけです。ですから、量的には目立たないのです。ただその分、教育の質がめちゃくちゃ高いわけです。リベラルアーツという言葉はうたわないですが、教師の専門性が高く、かつその豊かな専門性を現場の教育にいかにつなげるか研究がされています。実際にはリベラルアーツ学校だと思います。
(写真は、同校サイトから)
★学問という大文字のセオリーTと高校の授業で先生方が創意工夫している小文字のセオリーtは、一般には乖離しがちですが、聖ドミニコ学園はつなげる研究をしています。越境とか横断とかいう話題は教育業界ではよくでますが、Tとtの結合という越境あるいは横断を、自覚的に学校全体で取り組んでいる聖ドミニコ学園は、実にチャレンジングです。
★大学院卒業の教師や博士課程後期で研究しながら現場で教鞭をとっている教師も複数います。そのような先生方が学内の先生方を巻き込んで、研究をし、その成果をシェアし、日々の授業に結びつけていく努力をしているのです。
★そして、研究紀要も出していますが、興味深いことに高2の生徒も本格的にアカデミックな論文、しかもというか論文ですから当たり前ですが、先生方同様、オリジナリティのあるしっかりとした論文です。
★Tとtの結合が、教師の質を向上させるだけではなく、生徒にも伝わっていく。この回路こそ、教育の質というのでしょう。
| 固定リンク
「中学入試」カテゴリの記事
- 東京の男子校・女子校の新御三家と共学校の新御三家 その違い(2026.06.08)
- G5(超私学5校) 工学院の場合(2026.06.05)
- 東京の中学受験市場 ポジショニングブランディングとグルーピングブランディングの広がり(2026.06.05)
- 超私学5校=G5 まだまだ知られていない教育の本質とその実践的魅力と生徒の未来(2026.06.04)
- 東京の中学受験市場の構造変容 ピラミッド構造から相対的フラット構造に(2026.06.04)



最近のコメント