« 2024年中学入試(73)神奈川私立中学 1月25日現在 出願数動向 決定的なコトが見える可能性 | トップページ | 中学入試の質の変化をどうとらるのか?ネットワーク型コミュニティからメッシュワーク型コミュニティ、そしてブロックチェーン型コミュニティーへ »

2024年1月26日 (金)

2024年中学入試(74)東京私立中学 新たな教育タイプシフト始まるが極めて静か 工学院、八雲、駒沢女子

★東京の私立中学の出願動向を見ていると、3つの教育タイプのうち、座標の20世紀型教育から21世紀型へのシフト途上タイプは、圧倒的に出願数の量を集めています。21世紀型教育に完全に移行しているタイプは量的には目立ちませんが、前年対比でみると着実に市場で支持されているのがわかります。しかし、まだ市場が気づいていない21世紀型教育から22世紀型教育にシフトしているタイプの学校がでてきました。もちろん、出願数の傾向にはまだ現れてきていないのです。受験生・保護者の中には、その学校に行って、肌感覚でつまり体験型直観で、もっと簡単に言うとピンときてその学校を選んでいるわけです。

Photo_20240126055801

★たとえば、工学院と八雲です。出願数の量や前年対比でみても、1月25日現在の段階では、圧倒的に集まっているとか、現段階で前年対比が100%超えているというわけではありません。したがって、両校が22世紀型教育にシフトしつつあるということは、気づきにくいのです。

★もともと定員が200名いかない設定ですから単純に量で比較もできないわけです。実際には実数をみなければわからないわけです。おそらく定員は満たされる動きはしています。

★両校は「ラウンドスクエア」という世界の最先端を行くプログレッシブな教育を実践すると同時に、本質的な教育の源泉を持続可能にする不易流行システムを創り出している私立学校のコミュニティの加盟校です。

★ほかにも加盟校はいくつかありますが、かかわり方と広さが格段に違います。工学院と八雲も、それぞれのアプローチをもっていて、それぞれ特徴的です。

★両校は21世紀型教育校ですが、そもそもラウンドスクエアに加盟した段階で、22世紀型教育にシフトし始めていたのです。他にも両校のような学校はあります。ラウンドスクエアに加盟していなくても、駒沢女子のように本質的な教育源泉を持続可能にする不易流行システムをもともともていて、そこに21世紀型教育を実践しているので、22世紀型教育の化学反応が起きているのです。2024年は、21世紀型教育タイプの学校から22世紀型教育へと対応シフトが始まる予感がします。

★一方、新学習指導要領があるので、ほとんどの学校が21世紀型教育へシフト途上ではあります。しかし、ここ2年間でサレジアン国際学園グループのように完全シフトするような学校は、2024年はおそらく停滞するでしょう。

★生成AIやDXハイスクール構想は大歓迎です。熟慮して活用すれば完全21世紀型教育にシフトするし、22世紀型教育にもシフトします。しかしもし効率的な側面に目が行き、現状の枠組そのものをシフトする機運は生まれにくくなるというパラドクスが起こります。その懸念がチャレンジングな意思を躊躇させるかもしれないからです。

★しかし、地政学リスク、気候変動リスク、ハラスメントリスクを解決しなければならない諸問題が爆増します。20世紀型教育がまだ残っている段階では、この回避は難しいのです。もちろん、自治体や国が気づいてなんらかの政策を打ち出せば、一気呵成に動き出すはずです。

★一部自治体では水面下で議論は進んでいますが、まだまだ水面下の動きでしょう。

|

« 2024年中学入試(73)神奈川私立中学 1月25日現在 出願数動向 決定的なコトが見える可能性 | トップページ | 中学入試の質の変化をどうとらるのか?ネットワーク型コミュニティからメッシュワーク型コミュニティ、そしてブロックチェーン型コミュニティーへ »

21世紀型教育」カテゴリの記事

中学入試」カテゴリの記事