2024年中学入試(51)フェリスの出願締め切る
★フェリス女学院の中学入試の出願は昨日締め切られました。同校サイトによると431名だそうです。前年対比95.8%で、19名減少しただけです。隔年現象として、同校としては全く問題ないという認識だと思いますし、たしかにそうだと思います。
★ただ、今年横浜雙葉は、入試日を、1日と2日の2回入試にし、1回目の定員を90名から60名に絞っています。ですから、その30名分は、どこにシフトするのかと関心があったのですが、フェリスにという動きはそれほどないということでしょうか。60名に絞ったわけですから、手堅く決めようとする上位の生徒は、横浜雙葉ファンであれば、ますますフェリスにシフトすることはないわけです。
★では、他にどこへ?湘南白百合は1教科入試で、やはり湘南白百合ファンが受験します。しかも、湘南白百合の理数系や医学部に力を入れた魅力的な多様な高大連携のプログラムや複数の男子校とのコラボプログラムなどは、理数系に興味のある女子が1日算数を選択して湘南白百合にチャレンジする受験生が多いと聞き及んでいます。
(冬休みの湘南白百合の探究のシーン。フィンランド大使館とコラボ。鎌倉学園の男子生徒も参加。ジェンダーという社会課題やテクノロジーのイノベーティブなトピクも盛りだくさんだったようです)
★リベラルアーツや文系イメージのフェリスや横浜雙葉を選ぶかどうかは迷うでしょう。
★では、従来のフェリス志望者が洗足や桜蔭にシフトしたのか?それもなさそうですね。
★隔年現象ということなのでしょうが、やはり中学入試の受験生の数が微減というのが本当のところかもしれません。
★それから、優勝劣敗あるいは加熱な競争主義の価値観シェアが減りつつあるという価値の転換もジュワーっと現れてきたのでしょう。
★私立中高一貫校であれば、東大はともかくとして(寡占状態ですからね)、東大以上の海外大学への道も、国内でもMARCH以上の大学の道は開かれていて、大学進学実績の多寡が、大きな選択の指標にならなくなってきているということでしょう。
★受験生にとってwell-beingな状態を生み出してくれる価値ある学校はどこか?それが問題だという価値観に移行しつつあるのでしょう。
★私立中高一貫校にとっては、倍率が上がることは諦めはしませんが、定員確保が第一の目標になってきたことも確かです。学校の生徒募集戦略という経営手法が、より丁寧に質を磨き上げ、それを発信するというより、受験生の共感を得るアクションが中心になっていくでしょう。
★まだまだ締め切りは先なので、即断せずに、もう少し様子を見ていきたいと思います。
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