2024年中学入試(61)工学院出願順調に推移 生徒の学びのリアリティが豊か
★東京のほとんどの私立中学が、まだまだ昨年に比べ、出願者数は少ない。出願が始まって8日目だから、そうなのですが、同日比でどのくらいなのだろうとふと思い、ときどき工学院の教務主任田中歩先生に連絡をとると、同日比では、今のところ順調に推移していますよと。見守っていてくださいねと。当事者の歩先生に、第三者の私が元気づけられています(汗)。
★そして、歩先生によると、そのうちスペインの学校とのたいへんおもしろいプロジェクトにういてブログがアップされるので見てくださいと教えて頂いたので、オッと思い、そのうちという話でしたが、他にも面白い取り組みが載っているかもしれないとサイトにアクセスしてみました。
★すると、やはりありました。1月15日にこんな記事が掲載されていました。<「若ものを考えるつどい “働くってなんだろう“エッセイコンテスト」で入賞>。リード文にはこうあります。
<公益財団法人勤労青少年擢進会、一般財団法人日本勤労青少年団体協議会が主催する第36回「若ものを考えるつどい2023 “働くってなんだろう”エッセイ コンテスト(若者の部)」において、高校3年生 高野有さんがタイトル「私の『仕事』」で入選しました。高野さんは、10月8日、三鷹市で開催された同エッセイコンテスト上位入賞者が参加する「若者を考えるつどい2023」に招待され、表彰式や受賞者交流イベント(グループディスカッションなど)に参加しました。
同コンテスト(若者の部)は、15歳から35歳を対象に「仕事へのチャレンジ、気づき、提言」をテーマにエッセイを募るものです。
高校3年生の5月頃から国内のボランティアセンターで日本語に不安のある外国籍の方々に簡単な日本語を教えるというボランティアを行っていた高橋さん。エッセイはその経験から考察した内容になっています。>
★高野さんは、すでに総合型選抜などの年内入試で、進学先が決まっているようです。はじめは、そのために役に立つかなという思いもあったようですが、ボランティアセンターで外国籍のある方々に日本語を教えている自分の役割をリフレクションしてエッセイを書いているうちに、そのような感情を突き抜けたと語っています。
★工学院における学園生活は、様々なプロジェクトがあるし、骨太の探究論文を高1・2で編集する経験もしているので、本人が文章を書くのは苦手だと語っているものの、実際にはエッセイを書くことは抵抗がなかったと思います。
★何より、ボランティアという活動は、どのような領域であれ、何かに困っていたり悩んでいたりしている人とコミュニケーションをとるわけですから、多くの人が見逃しがちな内面の奥深い叫びを引き受け、自分は何ができるのだろうと問いつづけるわけです。
★入試で出題される問いとは、質的にその重さが決定的に違います。
★言葉だけの魂がこもてちない構築文章とは違う、リアリティがあるでしょう。読み手に聴き手にその場にいないのに、強烈なリアリティを想像させ、大切なことに気づかせる魅力。激動の今の社会で求められる人間的な魅力です。その魅力が工学院の学びで生徒みなさんの内面からあふれ出るのですね。
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