2024年中学入試(12)shuTOMO12月号「親子で見直す中学受験の意義」
★今月のshuTOMOの特集は「親子で見直す中学受験の意義~わが子の成長を実感できる貴重な体験を!」。巻頭特集記事の執筆者は首都圏模試センター取締役・教育研究所長北一成さんです。もう30年近く中学入試情報収集・取材・分析・編集を通して数々の中学入試情報媒体をリアル上でもサイバー上でも発信してきた、中学受験業界の最も信頼のおける重鎮です。
★北さんは、私立中高一貫校の多くの学校から信頼され、偏差値基準(あくまでも偏差値は合格のための学習戦略の目安で、学校の評価ではない)学校を選ぶのではなく、学校の建学の精神が染みわたっている教育の中身とわが子の成長がマッチングするかどうかを考えて選ぶその信念を私学と受験生・保護者と共有してきたリーダーです。
★そのような選択を考えると、中学受験に対するネガティブな側面が消失し、中学受験で得られる大きな喜び=価値が創出されるのだと語ります。
★その喜びは7つあると北さんは述べます。
1)わが子が進学した学校になじみ、大きく成長できる!
2)わが子が学ぶ楽しさを感じることができる!
3)わが子が目標に向かう意欲を引きだせる
4)保護者がわが子の力を認め、信じてあげられる
5)保護者がわが子の努力の過程を褒めてあげられる
6)保護者がわが子の受験に寄り添ってサポートできる
7)保護者がわが子の成長・自立を実感できる
★このような7つの喜びが重なるとウェルビーイングな中学入試に対する学びが可能になるというわけです。
★受験生・保護者にとっては、この時期だからこそ、偏差値=学校の評価というアンコンシャスバイアスを解消する時間が大切になるはずです。その契機としてshuTOMO12月号をご覧ください。
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