2024年私立学校:22世紀型教育レディネス始まる❶
★2024年の中学受験生や高校受験生は、人生100年の時代を迎え、老後は22世紀に突入しています。2024年は、元号がもし昭和のままだったら、昭和99年です。私は2089年からバックキャストして21世紀型教育を創ろうとしてきました。2089年は、昭和最後の年に生まれた人が、100歳を迎えるからです。ここから先は、昭和世代はほぼいなくなっていきます。
★ところが、21世紀型教育が広まってみると、何か違和感がでてきたのです。文科省も教育関連法規を改正して、来年4月から、高校卒業必要単位74単位のうち36単位をかなり柔軟に運営できるようにしていきます。
★そして、3歳の孫の将来を考えたとき、2089年からバックキャストしていては、孫や中学受験生には、マッチしない教育ができてしまうと気づいたのです。22世紀型教育の準備をしなきゃあ。
★工学院の田中歩先生、文杉の染谷先生、成城学園の青柳先生、一般財団法人日本私学教育研究所の伊東さんなど多くの知恵者と来年こんなことをやろうよと話している内容も21世紀型教育の質を高めるではないもっと違う次元の話だなと思っていたら、TOPPANのスペースイノベーションフレームワークという22世紀型発想法の開発を見て、おお、シンクロしているではないかと、気づいたのです。
★もちろん、22世紀型教育は今の21世紀型教育のように可視化されているわけではありません。しかし、その準備は各所、各領域で始まっていると感じています。
★昨日、大妻で見学した模擬国連も22世紀型教育に進化する種があるのも見つけたような気がします。
★ケインズが孫のために100年前に21世紀を予言したように、今度は私たちが孫のために100年先の教育、つまり22世紀型教育の預言をしなくては(笑)。
★今年を振り返ると、多くの先生方や生徒の皆さんと対話をしてきたのは、22世紀型教育の準備だったと気づきました。
★今後「22世紀型教育レディネス」というコンセプトレンズで、私立学校を観てみようと思います。
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