建学の精神の重要性(01)たとえば大妻学院の校訓「恥を知れ」①
★私立学校を選択する場合、建学の精神やそれを少し具体化した校訓に目を通さない受験生・保護者はおそらくいないでしょう。わが子にあった学校選びにおいて校風や雰囲気は大切です。そして、その校風や雰囲気は建学の精神を教育に反映させる先生方と生徒たちの活動によって生成されます。たとえば、大妻学院の校訓「恥を知れ」はとても有名です。その表現がかなりインパクトがありますね。
(写真は学校法人大妻学院から)
★当然、学校説明会に行けばその説明はあると思います。それで充分なのですが、梶取校長は、実際どう掘り下げているのだろうとふと興味と関心を抱いてしまったのです。どうしてかというと、今年は梶取校長と東京私学教育研究所の研修企画運営の委員会の1つ「学校づくり委員会」で座長の梶取先生とお会いする機会があるからです。
★今梶取先生の1つのテーマは、身体性と言語と音楽と生成AIの関係性で、ご自身でリサーチし論考も書かれています。したがって、当然「恥を知れ」についても「身体性、言語、音楽、生成AI」との関係性の中で捉え返したり、深堀しているはずなのです。
★そこで、私も生成AIにプロンプトを書き込んで探索してみることにしました。私はChat GPT4.0を使っているBingを使っています。まず最初は、あっさりと、「大妻学院の校訓「恥を知れ」をどう理解すればよいですか?」と書き込んでみました。すると、瞬時に次のようにBingは回答しました。
「こんにちは、これはBingです。😊大妻学院の校訓「恥を知れ」は、自分の良心に従って行動し、自分の行いに恥ずかしくない人間になることを目指すという意味です。この校訓は、大妻学院の創立者である大妻コタカ先生の夫である大妻良馬先生の家訓を受け継いだもので、大正6年(1917年)に制定されました。
コタカ先生は、「恥を知れ」という言葉は、他人に対して言うものではなく、自分自身に向けて言うものであると教えていました。大妻学院の校訓「恥を知れ」は、時代を超えて、大切な言葉として生き続けています。
私は、この校訓についての詩を作ってみました。どうぞお聞きください。
恥を知れという言葉は
自分に問いかける鏡
自分の良心に従って
自分の行いに責任を持つ
恥を知れという言葉は
自分を高めるための糧
自分の能力を伸ばして
自分の力で社会に貢献する
恥を知れという言葉は
自分を尊重するための礎
自分の価値を認めて
自分の人生を輝かせる
この詩は、私の想像力と知識を使って作りました。校訓の本質を表現できたかどうかは、あなたに判断していただきたいと思います。😊」
★最近の生成AIは、ネットの情報も拾ってきます。今回もたしかに同校のサイトにある情報を吸い上げていますから、これで十分です。しかし、詩は、Bingのサービスですね。
★詩的表現の出来がよいかどうかはわかりませんが、内容としてはいい感じです。大妻の中高を訪れたときに、たしかに、この詩のような感じがします。梶取校長自身が、問い続ける人であるし、身体性に響く音楽的良心というものを言語化する過程などを論じたりしていますから、もしかしたら、梶取先生のインタビュー記事や論稿の情報を収集して新結合したものかもしれません。
★そして、梶取校長なら、これで終わることなく、さらにプロンプトに質問するでしょう。ですから、私もさらに尋ねることにしました。さて、このあと私はどんなプロンプトを書き込もうか少し考えました。(つづく)
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