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2023年12月 9日 (土)

2024年中学入試(08)サレジアン国際学園 ドン・ボスコの精神と21世紀型教育がシナジーを生み出している

★昨夜、GLICC Weekly EDU 第154回「サレジアン国際学園ー世界市民を育成する教育環境」が開催されました。同校の教育を形成し実践するリーダーシップを発揮している尾崎先生と久保先生が話されました。同校の先生方が、いかにドン・ボスコに倣いて生徒の未来をいまここに引き寄せて献身的に教育出動しているかが伝わってきました。

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★「セルフネス」なリバタリアンの世界が「セルフレス」の利他主義的な世界に転換しようというソサイエティ5.0の次の世界「ムーンショット計画がイメージする未来世界」における未来学校の先取りをしている学校がサレジアン国際学園だと確信がもてるお話を聴くことができました。

★C1英語やPBL、STEAM教育のコンビネーションは、多くの21世紀型教育と共通していますが、決定的に違うのはドン・ボスコの精神という建学の精神を日々の授業やゼミナールや探究、多様なイベントで染みわたっています。

★IBが10の学習者像を、すべての教育活動で内省して自分の内面を見つめ、そこから世界を救うグローバルリーダーとして羽ばたいていくというシステムと親和性がある教育を21世紀型教育という教育環境デザインによって行っているのですが、IBが10の学習者像が作られる時に、おそらくドン・ボスコの精神をリサーチしたのだろうと推理できるような教育の内容が現われているなあと思いました。

★とはいえ、IBの内省の深さは、どうしても寸どめになります。なぜなら公私問わないので、そこは私立学校としてのサレジアン国際のように生徒が未来に向けてどう生きるかいまここで深めていく内生的技術の探究はなかなかできないでしょう。

★そういう意味では、21世紀型教育の技術では、IB教育のスキルを突き抜けるものがあり、なおかつ世界精神ではOne Earthを包み込む懐の深い精神が育つ学校。おそらく「〇〇国際学園」の中で、世界レベルで突き抜ける学校となるでしょう。

★2027年、新しい学習指導要領の移行措置が始まるころには、みなさんが気になっている大学進学実績においても、国内外の大学で生徒が目覚ましい成果をあげていることでしょう。私自身は、「三田国際」が立ち上がった時、6年経ったら、突き抜けた学校になると予言しましたが、6年経たずにそうなりました。

★同じようにサレジアン国際は、世界レベルの教育でも世界精神の教育においても、世界のリーダーシップを発揮する生徒が巣立つ最高の「世界学園」になっているでしょう。kの預言は、私ではなく人智を超えた計画です。なぜなら、100弱の世界のサレジアン学校と結束するのですから、それは明白に可能なのです。

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